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柔軟性と寿命

体の柔軟性低下は死亡リスク、女性では4.8倍

 ”体の柔軟性は身体的健康の維持に重要と考えられており、年齢を問わず運動指導に盛り込まれることが多い。しかし、柔軟性と生命予後の関係についてのデータは限られている。ブラジル・Clínica de Medicina do Exercício(CLINIMEX)のClaudio Gil S. Araújo氏らは、中年男女約3,100人を対象に、複数関節の総合スコアで評価した柔軟性と自然死および非COVID-19関連死との関連を評価する前向きコホート研究を実施。男女とも柔軟性の10分位範囲における最高群と比べ、最低群では死亡リスクが有意に高く、女性では4.8倍に上ったことをScands J Med Sci Sport(2024 34: e14708)に報告した。”(Medical Tribune2024年9月5日公開)

昔、前屈して両手が床に届くというパフォーマンスをして、如何に自分が若くて元気かをアピールしていた某都知事がいましたが、あのときのは「歳を取ったら筋肉がなくなるから曲がるのであって、それは年寄りであることを証明したようなものだ」と揶揄されたものですが、あれは一応理にはかなっていたということですかね。わたしの身体は本当に硬い。一時期少林拳を教わっていた頃に無理矢理押さえ込まれたりしていたので少しだけ柔らかくなった気がしましたが、今は前よりも硬い自信があります。毎日1万歩以上歩いて毎日スクワットをしていても、そんなことではおそらく柔軟性に何の影響も与えますまい。

そうか、これから健康長寿を目指すなら、妻のやっているヨガにこっそり参加するべきなのかな。

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