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フェイクニュース

最近、SNSのまことしやかなフェイクニュースが急激に増えた気がします。芸能人の偽スキャンダルならまだしも、皇室関係のフェイクやら大災害のフェイクやらあるいは今なら大谷選手や家族のフェイクやら・・・あれは、そのセンセーショナルな題名で記事を開けさせるだけで目的完遂なのでしょうか。

最初は開けてみたりしましたが、すぐに嘘だとわかる(当の本人が普通にメディアに出てきたり、他の記録を見たりしたら食い違いにすぐ気づく)ので今は最初から無視します。一時期、友人が「●●さんができちゃった結婚するらしい」とか「○○さんは詐欺に遭って大損したってよ」とかしみじみ話すのを「ガセじゃろ」と否定したら「いやいや、どうも本当らしいよ」と食ってかかったりして、この人はSNSとか読む人じゃないからきっと他の信用している友人か同僚から仕入れた情報なんだろうなと悟ったりしたこともありました。単純に面白がってこういうフェイク情報を流すのだろうけれど、フェイクニュースがデマとなって社会に大きな影響を与えることは、わたしたちは熊本地震の時にいやになるほど経験しました。一方で本当は今こそ助けを求めているのにフェイクと区別がつかないから、「これは本物なの?偽物なの?」と悩んでいるうちに手遅れになったり、無視になったりすることも。

めんどくさいのは、どんどん中身が巧妙になって本当か嘘かまったく区別がつかないことが多くなったということです。基本的に自分に関係ないことや興味のないことは「嘘」と思って無視しますし、気になることは別の媒体から検索して同じような話題が出てくるか確認しない限り信用しないことにしていますが、それは公の有名人に関わることだけ。せめて災害時のガセネタ拡散だけはなんとか阻止してもらいたい。人間の良識にすがるしかないのがまどろっこしいですが・・・。

 

 

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