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2024年10月

晩酌酒

前にも増して、「酒を飲みたい」という欲求がわかない。まあ友人たちと外食したときに飲む酒はおいしいと思うのだけれど、家飲みの晩酌とか単に惰性で飲んでいる状態。「それなら飲まなきゃ良いじゃん」と云われるけれど、酒飲みとしてはこの今の状態が解せないというか認めたくないというか、酒飲んで「不味い!」と思うわけでもないからとりあえず飲むという感じの毎日なのです。おいしい肴やつまみのお菓子があればいいのかなと思っていろいろ並べてみるけれど、そもそもその肴やつまみ自体があまり食思を動かすものに感じられない昨今なのであります。これって無理して飲み食いしているから保っているけれど、それをしなくなるといわゆる『フレイル』の入り口なのじゃありますまいな。最近月一キロレベルで直線的に体重が増えているから(夕方になってもあまり腹が空いた感じにならないから)あまり「食いてー!」「飲みてー!」という渇望感にならないのだと思い込んでいるけれど、それとは全然別の食欲低下サイクル(=老化)が作動し始めているというものではないのでしょうか。

ほんの1年前までは「昨夜は飲みすぎた。もう晩酌はしないぞ!」と誓って朝出勤するのに夕方帰るときには「今夜は何を飲もうかな♪」などと考える毎日だった・・・そんな自分に自己嫌悪したものですのに、今考えればあの時の方がはるかに健康的だった気がします。

 

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独り好き

独り好き志向の高い人は精神的な健康度が低い傾向

独りでいることを好む人は、どの世代でも精神的な健康度が低い傾向がみられ、独りでいることが好きであっても、社会的孤立による精神的健康への悪影響は弱まらないことが明らかになった。「独り好きの傾向が強いと、精神的健康度は低い傾向にあることが分かりました。これは、独りが好きであることは、人付き合いの煩わしさから生じている可能性が高いことを示唆しています」と、研究者は指摘している”(保健指導リソースガイド2024年09月30日公開)

全世代を通じて以下のことが明らかになった
・独り好き志向性が高い人、もしくは社会的孤立者ほど、精神的健康度は低い。
・独り好き志向性には、社会的孤立者の精神的健康の悪化を緩和する作用はない。
・独り好き志向性が高いことと、精神的健康度が低いことの関連は、「人付きあいの煩わしさ」によって部分的に説明(媒介)される。

"独りでいるのが好き"という人が、「社会的に孤立していると精神的に健康でいられる」と主張しても、そんなことは無条件には言えない、という結果のようです。わたしは「独り好き」ではないのだけれど、独りでも何も苦にならない。ランチを連んで食べに行くのは苦手(食事中に話をしながら食べたり、周りに合わせて立ったりするのがめんどくさい)。会食などで周りから話しかけられたらいくらでも会話するけれど、こっちから話題を振るのは得意ではない。わたしはやはり典型的に『精神的健康度の低い高齢者』の部類に入るのは必至です。きっと妻もそう。老夫婦二人して『精神的健康度の低い高齢者』となると先行きが危ぶまれます。とはいえこれは大部分が性格に起因しますから、今さら無理して社会に身をさらす勇気はなかなか出ては来ません。だれか、わたしを引っ張り出して!
 

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豪雨災害

とんでもなく大きくていつまでも停滞する台風や突然発生する線状降水帯やでこれまでの雨災害の常識を完璧に覆し続けている今年。先日の石川の豪雨災害で流されて命を落とした人たちが懸命の捜索でひとり、またひとりと発見されています。テレビで話題になっている中学生のお嬢さんも遠く離れた隣県まで流されたのが発見されたと報道されました。昨日は猛烈な台風18号が偏西風に乗ることもできずに台湾付近をいつまでも彷徨って台湾に甚大な被害をもたらしている情景がテレビ報道されていました。

台風は発生する度に予想進路が気になり、自分の住む地や故郷の地を避けて通ると「よかった」と胸を撫で下ろします。今回の台風18号も、「九州には近づくな! 大陸側に逸れろ!」と念じ続け、思惑通りに事が進んで安堵しました。石川の第豪雨も確かその前に九州をかすめていった台風のとんぼ返りが影響したと記憶しています。

自分が被害に遭わない様に願うがために他に逸れることを願うと云うことは、私ではない私の知り合いではない誰かが私の身代りになることを念じると云うことになります。「被害にあった人たちは可哀想に」と思うけれどでも元をただせば「自分じゃなくて良かった」の裏返し。別に私が念じたから台風のコースが変わったわけではないけれど、なんか申し訳ない気がしないでもありません。せめて、こころからご冥福を祈って合掌しなければこころ安まらない気持ちです。

 

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『後期高齢者の質問票』

特定健診では、75歳以上の後期高齢者には健康状態を把握するための質問票を記入してもらうようになっています。

先日、75歳になったばかりのご婦人の健診結果の説明をするときに、結果表と一緒にその『後期高齢者に対する質問票』と開かれた用紙がありました。

「この表現、なんかもっと優しい言い方にならないものですかね」と笑いながら云ったら、受診者の女性も相づちを打ちました。

「『後期高齢者』とストレートに云われると、なにか『ものすごく年寄りになったんだなぁ』という感覚になって、寂しくなりますね」

わたしも前期高齢者になりました。自覚もしていないのに『高齢者』と云われるのはかなりショックではあります。世間から見れば、「高齢者は高齢者なのだから当たり前じゃないか。自覚すべきだ」ということになるのでしょうが・・・国がこの露骨な用語を使うのは致し方ないとは思いますが、現場ではもう少しオブラートに包んだ表現を工夫しても良いんじゃないのかしら。まあ具体的な案はすぐには浮かびませんが・・・。

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フレイル予防

フレイル予防効果が高い運動・スポーツは?

 ”筑波大学体育系の辻大士氏らは、高齢者が地域グループに参加して実践している運動・スポーツ20種目のフレイル予防効果について、7万人超を対象に3年間追跡した研究結果をEur Rev Aging Phys Act(2024; 21: 8)に発表。この結果を基に、フレイル予防効果が高い運動・スポーツをランキングした”(Medical tribune2024年9月25日公開)

男性はダンス、サイクリング、水中運動、登山、ゴルフ、卓球の順にフレイル予防効果が高く、女性は登山・ハイキング、散歩・ウォーキング、テニス、体操、太極拳などが有意な検査として並べられています。まあ、かと云ってフレイル予防のためにダンススクールに通い始めたり自転車を買ったりすることはしないでしょう。むしろこういうデータは『フレイル予防効果があまり期待できない運動』が何なのかを羅列してくれた方が利用価値は高いように思います。この記事のグラフを見ていると、男性でも女性でも予防効果が低い種目は『ヨガ』だけのようです。筋肉を使う量が少ないということなのでしょうか(実際にヨガを体験してみると有酸素運動だけではなく体幹維持のためにかなりの筋肉活動をするんですけどね)。

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汗をかけない

6月にこんな文章書いたまま、ほったらかしていました。

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6月初めとは思えないような連日の暑さです。

怖いもの見たさでお昼に体重計に乗りました。学会前と比べて800gの貯蓄増。まあ、想定の範囲内。動くことは9000歩以上縛りの5月(職場のヘルスチャレンジ2024)から8000歩縛りの6月(げんき!アップくまもとのウォーキングチョイス)で結局毎日10000歩以上歩き回ったからいつもの通りだけど、ヘルスチャレンジ終了を持って晩酌縛りがなくなって毎晩大酒三昧やらかしたから。しかもスーパーに寄ってもドラッグストアに寄ってもお菓子買いすぎ。一年前、家に金がないと分かった時は一つのあられ買うにも「これ、本当に今食べたいのか?食べないと困るのか?」と自問自答しながら買ったり棚に戻したりしていたはずなのに、間違いなく夫婦ともに気持ちが緩みすぎである。

分析は終わって、反省はしたけど、さて。スーツのズボンが入らないことを除けば日常生活にあまり困ってない。洗面や風呂に入る度にみるみる膨らんでいったお腹を見ない様にするけれど、よくよく考えたら世間の同世代のおじさんたちよりは締まったお腹だと思う。まあ、酒はきっと今日からまた減らすだろう(そんなに飲みたい気持ちにならないから)し、夕飯も減るだろう。毎朝のスクワットも再開するだろう。けど、そんなんじゃ多分体重もお腹周りも減らないと思う。だって気合いが入ってないもの。大汗かいてふっふ言いながら腹筋やって体操やりたいなんて気持ちにまで盛り上がっていないもの。なにか、どうしても数ヶ月のうちに体を締めなきゃいけない切羽詰まった理由を作り出さないと無理なんよ。それを知っているから、気合いが入らないのよ〜。

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この頃は、こんな分析をしていたようである。実は、こんな悠長なことを書いていたこの頃から、わたしのカラダが蓄積を始めたのです。皮下脂肪がメインだからなのでしょうが、昨年初めに一気に体重が減って以降、わたしのカラダは様子をみていたようです。今のカロリーバランスが一時的なものかどうか・・・で、「これは一時的な気の迷いではない」と判断したものと思われます。この後、1ヶ月に1キロずつ直線的に増えていきながらまだプラトーには達しておりませんのです。恐ろしいことです。

 

 

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