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『世界メンタルヘルスデー』

初めて「こころの健康」がテーマに ストレスが最大の健康リスクと感じる人は20年で3倍

厚生労働省は先ごろ『令和6年版厚生労働白書』を公表し、特集テーマとして「こころの健康」を初めて取り上げた。白書によると日本は精神疾患の患者数や自殺者が増加の一途をたどっており、健康にとって最もリスクとなる要因を「精神的なストレス」と答えた人の割合が20年前と比べ約3倍増えていることがわかった。10月10日は「世界メンタルヘルスデー」。初めて「こころの健康」に焦点をあてた白書から日本のメンタルヘルスの現状をみてみよう”(保健指導リソースガイド2024年10月10日配信)

 せっかくですから本文を読んでみてほしいと思います。

「ストレスチェックって、かなりストレスがかかっている部分のチェックをいれても結果として『あなたのストレス度は正常(良好)です』って返ってくるんですよ」と、先日同僚のドクターから愚痴られました。「なんか身体的な不具合でも出てこないとストレスがかかっていると認めてくれないんですかね」とまで。そうですかねえ。わたしが産業医をしている企業のストレスチェックではかなりの数の高ストレス者が毎年出てきますが、確かにこころの問題から身体的な問題も加わって来ている人の評価点が高い(低い)というのはわからないでもない。そしてそのこころのストレスを相談する家族や同僚や上司がいるかどうか、そこが判定に大きく影響を与えている気はします。

 

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