自分の口が言わせるモノ
「やっぱ、酒の飲み過ぎですかね」「最近運動を全然せんごとなったのがいかんのですかね」「食ったらすぐ眠とうなって横になってしまうとですよね、それがいかんのだろかな」
人間ドックの結果説明をしていると受診者のみなさんは開口一番、自らこんなことばを発してくれることがよくあります。わたしの正直な印象を云いますと、こんな場合、彼らが云っていることは、ほぼ例外なく正しい分析です。「こう云う時に最初に自分から発することばは、自分の身体が云わせている内容ですよね。自分の身体が一番自分のことを知っていますもんね」とお答えする様にしています。本当は「それはあまり関係ないでしょ」と云ってもらえることを少し期待しているのかもしれませんがそれは頭の中に渦巻く自らの欲求、あるいは煩悩。だから私からの返答もおそらく想定の範囲内でしょう。素直に自らの訴えに耳を貸して、今すぐに動き始めましょう。
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