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2025年1月

コーヒーは朝飲むべし?

午前のコーヒー摂取が死亡リスク低下と関連

 ”米・Tulane UniversityのXuan Wang氏らは、米国民健康・栄養調査(NHANES)のデータを用いて米国成人のコーヒー摂取のパターンを午前摂取型と終日摂取型に分類し、全死亡、心血管疾患(CVD)およびがんによる死亡リスクをコーヒー非摂取群と比較。その結果「午前摂取群では全死亡とCVD死のリスクが有意に低かったが、終日摂取群では非摂取群と有意差はなかった」とEur Heart J(2025年1月8日オンライン版)に報告した。”(Medical Tribune2025年1月14日公開)

コーヒーの健康に対する効果と逆効果については都度都度ここに書いてきたけれど、正直なところ自分があまり習慣的には飲まないのであまり系統だって覚えてはいません。、中等量のコーヒー摂取は2型糖尿病や心血管疾患、死亡リスクの低下と関連することが報告されており、米国の2015~20年の食事ガイドラインでは、健康的な食事パターンの一環として中等量のコーヒー摂取を推奨しているのだそうですが・・・。

そこで、午前4時~11時59分以外ではコーヒーをめったに飲まない人を午前摂取型、時間に関係なくコーヒーを飲む人を終日摂取型として比較検討したところ、午前摂取型が明らかに健康に良いと云うことがわかったらしいのですが、著者らによると、「①午後や夕方以降にコーヒーを摂取することでメラトニンのピーク産生量が約30%低下し、その結果、概日リズムが乱れる、②コーヒーによる健康ベネフィットはコーヒーに含まれる生理活性物質の抗酸化作用によるが、炎症促進性のサイトカインや炎症性マーカーにも概日パターンがあり午前中の値が高い。したがって、1日のコーヒー摂取量が同じでも抗炎症作用は午前中に摂取した場合の方が大きい」と考察しています。そう書いてあるからそうなのでしょうけれど、でも午前中だけ飲む人と午後だけ飲む人を比べたわけじゃないのですから、統計学的有意差の云々は別にして、要するに午前中に飲んだ方が良いというだけではいけないのかしら。もちろん、夜遅くに飲むデメリットはありそうだけど、昼下がりに飲んでも夕方飲んでも、午前中にさえ飲んでおけば問題ないように思うのですけど。ま、健康のために無理して飲む人は多くはない(好きだから飲む)のでしょうから、とりあえず朝からは飲んでおいた方がいいぞ、とだけ覚えておきましょうか。

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ナッツ食ってるよ

体にいいナッツ5種 がん予防や認知機能維持などに効果

ナッツ類にビタミンやミネラルが含まれていることはほとんどの人が知っているが、どんなふうに健康に良いかについてはどうだろうか。ナッツ類を取ることには、がんリスクの低下、骨の強化、血糖値の安定化による糖尿病リスクの低下などの効果がある。2019年に学術誌「Advances in Nutrition」に発表された研究によると、毎日28gのナッツ類を食べることで、心血管疾患のリスクが21%も下がるという。最も驚くべきは、ナッツ類はカロリーが高いにもかかわらず、適量の摂取であれば体重増加を促さないことかもしれない。
血圧を下げ、認知機能を向上させ、コレステロール値を下げ、さらには長寿にもつながる。米メイヨー・クリニックの登録栄養士であるキャサリン・ゼラツキー氏は、「食生活の質を向上させたい人には、ナッツをもっと食べることを勧めます」と言う。”(日経BP2025.1.8公開)

わかっているんですよ、そんなことは。で、落花生はナッツの仲間ではないことも知っているのですよ。最近、コストコでナッツのでっかい袋を買うのが習慣になっており、買った時からなくなるまではずっとナッツ三昧。でもやっぱり食い過ぎると胃はもたれますよ。ナッツごとの効果について本文からちょっとだけ転記しておきましょう(ピーナッツも仲間に入れてもらってるじゃーん)。

●アーモンド:食物線維、ビタミンE、ポリフェノール、カルシウム、リン
●ピスタチオ:ルルテイン(光によるダメージから目を守り、認知機能の低下から脳を守る)、ビタミンB6とB1(チアミン)、低カロリー
●ブラジルナッツ:セレン(甲状腺機能)、鉄
●ピーナッツ:タンパク質と葉酸、ナイアシン、ビタミンE
●クルミ:オメガ脂肪酸「脳と心臓の健康を高めるクルミは、栄養の宝庫です」
 

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飲み放題は危険というはなし

アルコール飲み放題が飲酒問題に及ぼす影響はどの程度か

国立国際医療研究センターの若林 真美氏らは、レストランやバーでのアルコール飲み放題と問題のあるアルコール消費パターンとの関連を調査した。BMJ Open誌2024年12月3日号の報告。”(Care Net2025/01/17公開)

その結果が、
●COVID-19パンデミック中に定額制のアルコール飲み放題を利用した人は、利用していない人と比較し、問題のある飲酒および過度な飲酒である可能性が高かった。
●定額制のアルコール飲み放題を利用した人は、危険な飲酒およびアルコール依存症疑いとの関連が認められた。
で、結論として、「全体として、定額制のアルコール飲み放題は、危険な飲酒やアルコール依存症疑いを含む、過度な飲酒や問題のある飲酒と関連していることが明らかとなった」とな。

金払っている以上元は取らねばなりませんし、たくさん飲むから定額制飲み放題を選ぶのだから、全くもって当たり前の結果ではありませんか。飲むほど高く付くのなら自制するのがアルコールでしょうよ。『定額制のアルコール飲み放題を利用してもしなくても結果に大差がなかった』という報告なのかと思って読んだのに残念・・・こんなこと考える時点でわたしのアル中危険要素ぷんぷんですけど。
 

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タンパク質のはなし

かなり前に購入していて読む余裕のなかった雑誌『Tarzan』888号(Snow Manの佐久間くんが表紙のやつ)をやっと読むことができました。

現代人は今、未曾有のタンパク質不足(戦後レベルの低水準)だ!という内容の特集号です。これだけ世の中「タンパク質が大切」「ダイエットにはタンパク質」と叫ばれている中で、むしろタンパク質信者が多すぎて弊害になる傾向にあると思い込んでいたので、とても意外でした。記事によると、タンパク質不足になっている原因は、
1.ひと手間かけないと食べられないものが多いから面倒くさい。おにぎりやパンで腹を満たす方が簡単。
2.景気が悪くなると栄養状態が悪化し、安くて満腹感を得やすい炭水化物の比率が上がる傾向。食材の値上げラッシュの中ではコスパ重視になりがち。
3.朝食欠食率が高く、5人に1人はまっとうな朝食を食べていない(注:それでなくても古来から日本人の朝食にはタンパク質が少ないと云われてきています)。
4.専業主婦が調理をしていた高度成長期と違って共働きになってから料理を作る”主婦”にきちんと料理を作る時間がなくなってきた。
5.24時間営業のコンビニだらけでいつでも食べ物にありつけるから、かえって家でのきちんとした食事をしなくても簡単で口においしい炭水化物を買って食うようになってきた。
6.タンパク質は意図的に”摂る”と決めないとなかなか摂れない栄養素で、女性はダイエットのために肉や魚や糖質を避けて生野菜と豆類に偏り、男性の好物はタンパク質ではなく糖質。だから、不足する。

というものだそうです。半分屁理屈ぽいところもありますが、なるほどと思うところもあり。わたしたち予防医療の立場では、「健康のために良質のタンパク質を積極的に取りましょう!」という反面で、高齢者のタンパク質の摂り方に注意を払う必要があります。タンパク質が腎臓に負担をかけるから、その一方でタンパク質を摂らないと筋肉からエネルギーをえぐり取られてしまうから、その摂り方の指導が若い人たちより複雑だからです。歳を取れば取るだけ筋肉のタンパク合成効率は落ちてきて、エネルギー源としてのタンパク質は使用直前に摂取したモノしか通用しなります。「前の晩にたらふくごちそうを食っても翌朝の活力にはならない」ということをいつも現場で説明しているわたしです。朝のタンパク質摂取は夜の睡眠の質を上げる(必須アミノ酸のトリプトファンを朝摂取すると日中にセロトニンに変換され、夜にはメラトニンに変換される)効果もあり、時間栄養学的には朝タンパクが重要なのだそう(わたしは20年来朝はR-1と卵焼き2切れしか食いませんけど)。 

 

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運動と脳活性

運動による脳の活性化は翌日まで続く

 ”運動による脳の機能に対する急性効果は、従来考えられていたよりも長く続く可能性を示唆するデータが報告された。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のMikaela Bloomberg氏らの研究によるもので、詳細は「International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity」に12月10日掲載された。”(Care Net2025/01/14公開)

運動(といっても、早歩き、ダンス、階段を上がるなどの心拍数が上がる運動なのでそれなりに意識しないとできない身体活動ですが)で翌日まで脳が賦活化されているという結果は、認知機能の維持という点でも朗報です。わたしなんか毎日この程度の運動は続けていますが、そうなると累積効果で認知機能が良好に保てているモノと思っていいものでしょうか。もっとも、”前夜の睡眠時間が6時間以上の場合、6時間未満と比較してエピソード記憶のスコアが有意に高く、前夜のレム睡眠が30分長いごとに注意力スコアが有意に高く、徐波睡眠が30分長いごとにエピソード記憶スコアが高い”というデータも書かれていて、毎晩5時間くらいしか睡眠できていないわたしは、そっちの方でマイナス因子になっているかもしれません。

「運動は脳への血流を増加させ、さまざまな認知機能をサポートする神経伝達物質の放出を刺激することで、脳を活性化させることが知られている。神経伝達物質に対する影響は運動後少なくとも数時間は持続することが報告されているが、運動に伴う他の影響は、より長期間持続するのではないか」”というのがこの現象のメカニズムとして考察されていた様です。

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太っちょおばさんの置物

先日、何ヶ月もかけてヨガインストラクターの資格を取得した友人(若い頃の同僚看護師さん)に、妻がお祝いの置物を渡しました。ヨガをしている女性の三体の人形です。「もし開業するなら、是非これを現簡易飾ってほしい」とコメントを添えて。ただ、その三ポーズの女性像はいずれもふくよかで肉感的な中年女性。云い換えれば”太っちょおばさん”です。

これを渡すときに妻も少し悩みました。友人の体型に似ているからシャレのつもりで買った(ヨーロッパのアンティーク人形なのだとか)のは良いけれど、これ本人の体型をディスっていると捉えられないかしら、ということで。幸い、本人は「ありがとう」と喜んでくれました(あまり意に介していない素振り)が、こういうモノは本当に本人の受け取り方次第です。スリムな典型的ヨガインストラクターの人形が返って嫌味に感じる人もいるでしょう。

こういうモノを「ひゃあ、面白いね」と笑って受け止められるのか、「自分のことをこんな目で見て馬鹿にしているんだ」とひがんでしまうのか、自分に置き換えたときに、前者でいられるココロの余裕をいつも持ちたいモノだと思います。

 

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『ステージA(前)』

定期発行される機関誌の冬号が発行されました。掲載しているわたしのコラムを転載します。今回は高血圧のはなし。2回に分けて掲載してもらうことにしました。甘く見てはいけない高血圧と心不全の関係のはなしです。

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ステージA(前)

「血圧130を超えたら、専門家に相談だ!」

そんなテレビCMを見たことがあるでしょう。これをネット検索すると「大げさだ」とか「こんな広告戦略に惑わされるな!」などといった批判ばかり並んでいますから、心配になって調べた人は「良かった」と胸を撫で下ろしているかもしれません。でもこれ、決して間違いではありません。

『血圧』とは“心臓から送り出される血流が血管の壁を押す力”です。血圧130mmHgとはどれほどの力なのか? それは、水銀(Hg)の柱を130mm=13cm押し上げる力のことです。昔は血圧を水銀柱の血圧計で測っていたからこういう単位なのですが、水銀が使われなくなっても水銀柱を基準にし続けているというのも可笑しなものです。水銀は水より13.6倍重いから、これを水柱に置き換えると130×13.6=1768(mm)、つまり"水を177cmの高さまで押し上げる力"。血液の比重が1.05ですからそれを血液に換算すると約168cmです。高血圧の基準である140mmHgなら約180cmの大男の身長の高さまで血液を吹き上げる力ということになります。そんな強い圧力が全身の動脈の壁にまんべんなくかかり続けているわけですし、その圧力と同じ力が心臓に向かって押し返されるのですから、ものすごいことが体内で粛々と行われていることに驚かされます。

若いうちからこんな力を毎拍動ごとに受け止めている動脈壁には感謝しかありません。血圧が原因で心電図の変化が出てきたり息切れ・動悸症状が出始めたりしたら、それはかなり長い間の負担のなれの果てだということがお分かりでしょう。自覚症状が出るまでほったらかしたら元に戻れないレベルに進行しているかもしれません。自分の血圧を今すぐ見直してみてください。朝の安静時に低くても安心はできません。一日中ぼーっとした人生を送ってはいませんから、仕事中だけ緊張して180mmHg以上になる人などざらにいます(かく言う私もその一人でした)。仮面高血圧といわれるこうした血圧変動は、ずっと高値のまま野放しの高血圧の人と同じ脳卒中発症率ですが日ごろを知らない分だけ危険だと言われています。この変動幅が大きいほど脳卒中で亡くなる率が高いことも分かっています。

新年早々から脅すようなことを書きますが、実は今高血圧が問題になっている理由は、脳卒中や心筋梗塞や動脈解離といった急性の合併症のためではなく、真綿を絞めるように静かに襲ってくる“心不全”が急増している原因のひとつだからです。症状がなくても、高血圧症は『ステージA』という心不全の分類に入っているのです。(次号に続く)

 

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「医学誤情報」

想像以上の大惨事になったロサンゼルスの山火事に『陰謀説』が出ていると先週某日の朝のニュースで伝えていましたが、何か違和感を感じます。新型コロナや地球温暖化ですら『陰謀説』もどきが蔓延していた(今でも続いていますが)にも関わらずテレビニュースではあえて取り上げないできたのに、今回はどうしたのでしょうか?

医療の現場では、もっと別次元での”誤情報”は後を絶ちません。昔の”都市伝説”の類いとは違って最近のモノは完全否定(完全確信)の世界なので、それを間違いだと正すことは不可能に近い気がしています。わたしたち凡人医者ではエビデンス的な反論も中途半端ですし、その信者は医療者の中にも少なからず存在していますから。そんな中、

「医学誤情報」への対処~診察室に誤情報を信じる患者が来たら

と題して、Medical Tribune(2025年1月10日公開)で論文解説が行われていました。出典は、「医学誤情報への対処法」(Ann Intern Med 2024年12月31日オンライン版)。細かいことを書くとまあまあ語弊が生じる可能性もあるので、書かれていることの一部だけ紹介します。客観的思考の良識ある医療者なら、納得はできそうに思います。

●医学誤情報を信じている相手に対して「科学的正論」を説明しても無意味。「誤情報」を信じさせているのは科学的「事実」ではなく、彼らの持つ隠れた「(強い)欲求」だから。
●その「欲求」は3つ~「聡明でありたい(comprehension:自分は事態を理解している)」「周囲を動かしたい(control:周囲に影響を及ぼしうる)」「つながっていたい(community:ある集団の一部である)」
●医学は「曖昧さ」を不可避的に内在するが、誤情報は対照的に「確信」に満ちている。したがって、「言い争い」は得策ではない。

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インフルとうがい

昨年末、産業医をしている企業の保健師さんに質問されて「必要ですよ」と答えた『インフルエンザ予防のためのうがい励行』(2024.12.2『家庭内予防』)ですが、実は遠い昔から厚生労働省は"うがい"をインフルエンザ予防の項目から削除していたのですね(20171115日付の厚生労働省の公式ポスター)。その理由として当時の首相官邸HPの「(季節性)インフルエンザ対策」の記載によると、「うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません」ということだそうです。

 これは、普通のかぜと違ってインフルエンザウイルスはのどや気管の粘膜に付いてから粘膜の中に入るのに数分しかかからないから外から帰ってうがいをするくらいではウイルスを洗い流せない、という理由だそうです。しかも先日テレビの健康番組で解説していた某先生によると、うがいによって周辺に飛沫が飛散するから口の中にいるウイルスを周りにまき散らす危険性すら懸念されるのだとか。

とはいえ、インフル以外の呼吸器感染症には一定の効果があるはず。エビデンスがないという理由で否定されると「無駄なことはしない」とばかりに何もしなくなる人が多くなるかもしれませんが、可能な限りうがい習慣を身につけていた方がベターだと思いますよ。

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ただ笑えばいいわけでもない

どんな笑いが健康リスクを減少させる?

「笑いは百薬の長」「笑いに勝る良薬なし」と言われるように、昔から笑いが健康に良い影響をもたらすことは知られている。東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野准教授/歯学イノベーションリエゾンセンターデータサイエンス部門特命教授の竹内研時氏は、要介護リスクを低減させる笑いの状況やコロナ禍での笑いの機会減少への対策について第82回日本公衆衛生学会(10月31日~11月2日)のシンポジウム「ポジティブ心理を用いた疾病予防・健康増進の社会実装」で発表した。”(Medical Tribune2023年11月27日公開)

●週1回以上笑う群に比べ、月1回未満しか笑わない群は死亡リスクが1.95倍と有意に高かった。
●ほぼ毎日笑う群と比べ、ほとんど笑わない群は要介護認定リスクが1.42倍と高かった。

などの先行研究を踏まえて、日本老年学的評価研究(JAGES)参加者のうち要介護認定を受けていない65歳以上の1万2,571人(男性46.1%)を対象に、笑いの状況と要介護認定リスクの関連を検討したところ、
●1人で笑う集団に比べ他者と一緒に笑う集団では、要介護認定リスクが有意に低かった。
●他者と一緒に笑う場面の数が多いほどリスクが低下し、笑いの場を2場面以上持つ人でより低かった。
●1人でいるときのみ笑う人と比べて、友人や家族、特に友人と笑う人は要介護認定リスクが約30%有意に低かった。

という検討結果だったそうです。

笑いを日常生活の場面で生かす方法として「交流」「オンライン」「笑い」の3つのキーワードがあり、”交流とオンラインの活用があれば、自然発生的に笑いが起こるだろう。さらに週1回以上自分が笑えているかを意識すれば、自身の健康のバロメーターにもなる”とまとめられていました。

そうか、独りで笑っているのではダメなのか。うちは夜中まで妻とテレビ見ながら大笑いすることは多々あるのだけれど、他の人との交流が少ないかもしれない。職場はまだ黙食環境だから、昼休みに誰かと雑談しながら笑う機会は決して多くないし、他に他人と交流する機会が多くないのがコロナ禍以降のわたしを取り巻く現状です(どうでもいいことでしょうけれど)。サッカー観に行ってもバカ笑いすることなんかないし。
 

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妊婦のネット依存

妊娠中の長時間ネット使用は低出生体重リスク

 ”島根大学看護学科地域・老年看護学講座講師の榊原文氏らは、松江市の母児2,000組超の妊娠届出書および出生届の匿名データを用いた後ろ向きコホート研究の結果、妊娠中の1日5時間以上にわたるインターネット長時間使用が低出生体重(2,500g未満)と有意に関連することが示されたとEnviron Health Prev Med(2024; 29: 72)に発表した。”(Medical tribune2025年1月6日公開)

2016年4月~2017年9月に松江市に妊娠届出書を提出した母親とその児を対象に、追跡不能(死亡)、データ不備、多胎妊娠、妊娠中に喫煙していた者を除外した2,089例を解析したところ、妊娠中にインターネットを長時間(1日5時間以上)使用していた者の割合は4.4%、低出生体重児(2,500g未満)の割合は7.2%で、妊娠中のインターネット長時間使用と低出生体重に有意な関連が認められた〔1日5時間未満使用群を参照とした場合の1日5時間以上使用群におけるオッズ比(OR)2.03、95%CI 1.08~3.82、P=0.028〕というものです。

研究というモノはこういうところに目を付けるモノなのですね。今時の若いお母さんの現状を物語っていて面白いと思う反面、妊娠中でも健康管理の意識が薄れ、ヒマに任せてネット依存になっていくお母さんがいるのだということは驚くべき事です。妊婦さんの生活に対する啓蒙啓発活動の意味でもこの研究はなかなか大切なモノだと感服しました。

両者の関連を生むメカニズムについて、榊原氏らは「1日5時間以上インターネットを使用する妊婦は、出産に関する情報収集以外の目的でも使用していてインターネット依存になっている可能性がある。インターネット依存は健康軽視を招き、妊婦健診の受診回数不足、食事の摂取量の減少や栄養の偏り、食事抜きによる栄養不良につながる可能性がある」と考察している。

この状況だと、ネット依存になってしまったお母さんは、出産後も育児よりもネットに興味を持つ危険性があるようにも思われます(普通に考えたらそんなことあり得ないと思うのですが)。

 

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マスクの功罪

今年のインフルの流行は爆発的で、例年(コロナ前)より遙かに急速でしかもピークがどれくらいになるのか想像もつかないと云われています。コロナも決して消失はしていません。もっとも、もともとあった冬風邪の原因ウイルスの代表がコロナなわけですから、新型コロナが旧型コロナに入れ替わっただけという見方もできましょうが。その他、伝染性紅斑(リンゴ病)や手足口病やマイコプラズマ肺炎やあるいは今中国で流行しているヒトメタニューモウイルス感染や、まあしばらくコロナ以外の感染症がナリを潜めていた分だけ免疫がないからいろいろなモノが一気に吹き出してきていて大変です。それでなくても強烈な寒波だし、受験生さんやその家族は気が気ではないでしょう。

そんな中、わたしもわたしの妻も隣に住む義母も、もうここ5年来まともな呼吸器感染症に罹っていません。これはひとえにマスクの成果ではないかと考えます(妻はほとんどマスクはしませんが、ほとんどアトリエと郵便局と家の自家用車による移動だけで他人と接触する機会が極端に少ないせいだと思います)。むかし、インフルエンザ予防にマスクは効果がないと評され、うがいと手洗いだけで十分だと云われてきていましたが、新型コロナのまん延防止にマスクが多大な効果をもたらしたのをきっかけにその他の感染症予防にマスクは有効であることが証明されてしまったと云ってもいいのでしょうか(真偽のほどはわかりませんが)。わたしたちは仕事柄、出勤してから帰宅するまでずっとマスクをしていますし、人混みに入るときもマスク着用は義務。「いまだにマスクしている人の神経がわからない」などとSNSで揶揄されながらもするべきことは続けてきました。

意外に、インフル予防にマスクが有効かもしれないということになった原因には、世の中の多くが新型コロナ以降、『マスク』と云えば『不織布マスク』というのが常識になってきたことも大きいのかもしれません。昔のマスクは『布マスク』で、ひと冬をほぼひとつのマスクで過ごしました。不織布マスクはどこか病院の手術室の感じがして街中で使うのがちょっと恥ずかしかった記憶があります。でも、今の方が菌やウイルスの防御効果が布マスク時代とは比べ物にならないくらい高くなっているはずです。

 

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サブスク社会

先日ここに書いた(『うち、テレビ見ないから』2024.11.29)サブスクの社会。「見ようと思ったら見れるけれど、思わなければ見れない」というのが大前提で、現代社会では「それの何が悪いの?」という風潮だと思われます。だから、耳を閉ざして目をつぶれば嫌なことは何も情報として入ってこない社会であり、情報が必要な時は検索すればすぐに情報が得られるから何の問題もない。そういう理解でいいのでしょうか。

そういえば、我が家が新聞を取らなくなってもう20年くらいなるでしょうか。社会人なら毎日配達してもらった新聞を隅々まで読むのが文化人の証であり社会人としては新聞を取るのが常識だと思っていたけれど、形だけ取ってもスポーツ欄と番組欄とおくやみ欄くらいしか見ないのが常だから、そして古新聞として古紙回収に出すだけの代物になってしまってもったいないから、という理由で止めました。見たい情報はインターネットのニュースで分かるから、と。

ただ、当時と今で大きく違うのは、今の検索されたネット情報が本物かどうか全く分からない時代になったということ。「テレビや新聞の情報は一方的な垂れ流しで本当かどうか信用できないし情報操作されているかもしれない」という考えの人が多くなってきていますが、自分から求めて得られた情報の方が遙かにフェイクニュースが多いという事実をしっかり理解しておく必要はありましょう。

SNSなど見ていると(これもある意味一方的な情報ですが)「え。うそ? ほんとに?」と思わせるスポーツ選手や芸能人ニュースの見出しが無数に送られてきます。興味を持って記事を深く読もうとすると全く関係ないCMや三面記事に迷い込ませる手法で結局なんだかわからなくなるのですが、そこまですることなく見出しだけ読んで「へえ、そうなんだ」と思った連中が「どうも、これが真実らしいよ」と拡散していって、フェイクニュースがまことしやかな噂に変わっていくということ。あるいは簡単に詐欺情報を真に受けてしまう人が後を絶たなくなる。昔はごくまれな話でしたが、今は油断していたら相当量の情報がそんな感じですから、何が本当で何がフェイクなのか本当に分からない時代だと感じています。そうなると、「もうどうせ嘘ばかりなんだから」とばかりに一層社会の情報に耳を閉ざして好きな世界にだけのめり込む人たちばかりになっていくか、面白がってフェイクを量産する輩が増えてくるか。なんともはやです。

 

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若さに憧れる

昨年来、スポーツでも芸能界でも若い人たちの元気さが目立ってきました。特にお嬢さん方(若い女性)の元気が良い。どこぞのギャルや子どもたちのようにただはしゃいでいるのではなくて、何か溌剌としていて気分が良い。それでいてしっかり自分というものを持っていて、何事にも動じない。だから彼らだけでなく、彼らを見ているとわたしたちにも元気を与えてもらえる。そんな感じです。

本当に、「若いって良いな」とココロから思います。そして若さに憧れる自分がいます。もう孫のような世代に憧れても歳はいかんともし難いのだと思う一方で、カラダが若返らなくてもココロはどこまでも若くなれるぜ!と自分を奮い立たせてみたりしています。『若さに憧れ』て、『若さを取り戻す』努力をすることはとても大切なことで、しかも、面倒でも「そうしたい!」と思う気持ちが重要なのだと痛感する今日このごろです。

現実的に実現可能かどうかは別にして、彼女たちのおかげで「できるかも」と思う気持ちになれただけでも大きいぞ。

 

 

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スポーツを観に行こう!

スポーツの「観戦」にも有意な健康効果―日本人対象の縦断的研究

スポーツを「する」のではなく、「見る(観戦する)」ことも、健康増進につながることを示した、国内での縦断的研究の結果が報告された。観戦頻度の高い人は1年後のメンタルヘルスや生活習慣の指標が良好だったという。ただし、テレビなどのメディアでの観戦では、一部の身体疾患のリスクが上昇する可能性も示唆されたとのことだ。公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所の川上諒子氏らの研究によるもので、詳細は「Preventive Medicine」12月号に掲載された。”(Care Net 2024/12/31公開)

スポーツ観戦がメンタルヘルスに好影響を及ぼすということは納得できますが、やはりスポーツ観戦は是非現地参戦をしていただきたい。現地で観る方が心理的ストレスリスクが低下するだけでなく脂質異常や運動不足の解消にもなるという結果は、スポーツ観戦への後押しになるように思います。そもそも「スポーツを観るためにその場に足を運ぶ」というのはかなり大きなハードルです。その行動を起こすこと自体がメンタル的にも身体的にも大変なのだということをわたしはよく分かっています。わたしが20年来応援するプロサッカーチームは隣県にあって、今でこそシーズンパスでホームゲームのほとんどに参戦していますし、独りだけでも行くのが習慣ですが、初めてJ1に上がった20年以上前にはサッカースタジアムに足を運ぶなどということは自他共に想像すらできませんでした。でも、友人に誘われて初めて現地観戦したその日から、まるで麻薬のように、その快感から離れられなくなりました。別に跳びはているわけでもないけれど、駐車場からスタジアムまで、あるいは街中のバス乗り場から現地まで、往復の運動はまったく苦になりませんし、選手の気持ちと一緒になって戦った感は、試合に勝っても負けても決してそれを知らない人にはわからないであろう快感です。友人が都合が悪くなって、最初に独りでスタジアムに行ったときには何もかもがドキドキものでしたが、それもまた終わってみれば快感。小さな事ですが、「ちゃんとやれたじゃん」みたいな”初めてのおつかい”的達成感がありました。「わざわざ時間かけて行かなくても、DAZNでも観れるじゃない?」と妻は云いますが、「全然違うのよ」と一蹴してきました。身の回りのスポーツのイベントがあったら、是非ともちょっと重い腰をあげて行ってみてください。腰が重そうな友人知人がいたら強引に引っ張っていってください。きっとその中の何人かはそのままわたしのように中毒になることでしょう。

著者らは本研究を「スポーツ観戦の頻度と健康状態などとの関連を、大規模かつ縦断的に解析した初めての研究」と位置づけ、「現地観戦でもメディアでの観戦でも、スポーツを見ることでメンタルヘルスや生活習慣が良好になる可能性が示された。一方で、メディアでの観戦には肥満や生活習慣病のリスクが潜んでいることも示唆された」と総括している。なお、メディア観戦がいくつかのアウトカムに負の影響を及ぼし得る点については、「座ったままで飲食をしながら観戦するという、いわゆる“カウチポテト”になりやすいことの影響も考えられる」と考察している。
 

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21世紀は未来にあらず

今年の年頭のあいさつで、わたしの勤務する病院長がこのようなことを云われました。

「さて、いよいよ2025年の幕開けです。かつて「未来」の代名詞だった「21世紀」は、すでに第1クオーター、4分の1を終えたことになります。25年の歳月を経て辿り着いた「今」は、かつて皆さんが期待した通りでしょうか?そして私たちを取り巻く世界は、この四半世紀の間に良くなっているでしょうか?」

そうか、たしかにかつて『ミレニアム』とか『ノストラダムスの大予言』とか、そんな大きな区切りだった21世紀の始まりは、もう遠い昔になってしまっていたのですね。何もかもが遠い過去の思い出の中に埋もれている気がしますが、25年前は個人的には心身ともに充実していた「まだまだ全然若い!これからだ!」を地で行っていた頃でした。20世紀に生まれ、21世紀なんて未来のまた先だった気がしていましたのに。映画『20世紀少年』(その後、漫画では『21世紀少年』も連載されたと聞きますが)を観た頃はもう21世紀だったけど、あまり違和感がありませんでした。でも、今となってはあの内容がまだかろうじて「まちがっている」と云えるギリギリのところにあることを考えるとちょっと怖いです。そして今が修正のための最後のチャンスなのでは(もう遅いかもしれないけれど)とも思います。

くだんの院長のコトバを借りると「ウクライナや中東での紛争の深刻化、欧米各国での保護主義の台頭、先進国と発展途上国の対立、新たな感染症の脅威、気候変動による自然災害の多発。これらの世界の混迷が私たちの生活にも大きく影を落としています」ということが急に加速度を増して押し寄せてきている実感があるのです。なんとかこれがどこかで好転し、心配が杞憂に終わることを期待したいところです。

 

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水断食?

水断食の安全性や効果のほどは?

一定期間、水のみを摂取するダイエット法である水断食は、減量という点では効果的なようだ。しかし、水断食により減った体重をどの程度維持できるかは不明である上に、血圧低下やコレステロール値の改善といった代謝に関わる効果は水断食を終えるとともに消失する可能性が、新たな研究で示唆された。米イリノイ大学シカゴ校のKrista Varady氏らによるこの研究結果は、「Nutrition Reviews」に6月27日掲載された。”(Medical Tribune 2023年7月24日)

『水断食』などというコトバがあるのを初めて知りました。水を飲まずに体重を極限まで絞り上げるボクシング選手のイメージを持ちましたが、いやいや逆なんですね。「水を飲まない」のではなくて「水だけ飲む」ダイエット法なのですね(笑)

体重が減り、血圧が下がり、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が減少するなどの効果があって、「人気なのだ」と云うのだけれど、研究者は、「私なら水断食を人に勧めたりはしない。水断食がこの1年ほどの間で突如として人気のダイエット法になったことは知っている。しかし、たとえ水断食で落とした体重を維持できたとしても、健康上のメリットは全て失われてしまう」と断言しております。

『トマトジュースダイエット』というのは、むかし心臓外科が患者さんのダイエットのために薦めていたことを思い出しますが、さすがに水ダイエットとは・・・。
 

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時間制限食は体調が良い

年明けに配信されてきたMedical Tribuneの記事はダイエット特集。記事自体はどれもかなり古いものなので、もしかしたら過去にここでも取り上げたことがあったかもしれません。

16時間断食は減量、降圧、気分改善に有効

 ”毎日の摂食時間を決められた時間帯に制限する時間制限食(time-restricted eating;TRE)は体重や体脂肪の減量に有効とされているが、いまだ明確なエビデンスは得られていない。米・University of Alabama at BirmingHam(UAB)のHumaria Jamshed氏らは、摂食時間を朝から昼にかけての早期8時間以内とし、残る16時間は水以外の摂取を制限する時間制限食(eTRE)が体重、体脂肪、心血管代謝に及ぼす影響を検討するランダム化比較試験を実施。eTREは体重減少に加えて血圧の低下、気分改善効果が得られたとの結果をJAMA Intern Med(2022年8月8日オンライン版)に報告した。”(2022年8月15日)

昨年12月になってから妻が突然16時間絶食を始めました。夕食後16時間の絶食だから昼食はいつも11時頃になるようです。糖尿病家系で夕方にワナワナし始める彼女にしてはかなり頑張って続けています。最初の目的はダイエットだったけれど、それよりもこれを始めてから体調がすこぶる良いから続けているのだそうです。正月も元旦だけはお雑煮があるので制限を断念しましたがそれ以外は16時間断食を続けています。まあ、わたしは違う理由で(※)朝食を食わない習慣になってもう20年(それ以上かもしれない)だから、意図せずして勝手に長時間ダイエットを続けていますが、たしかに「朝食は取るべし」という予防医療の常識の中でもこれがわたしに習慣付いた最初のきっかけは、「こっちの方がすこぶる体調が良い」という妻と同じ感想からでした。

もっとも、この記事の後に、ここでも紹介したように長時間断食に対するアンチテーゼ(『時間制限食の可否』2024.5.14)データもたくさん報告されています。やせるかやせないか? 健康に良いのか悪いのか? そんなことは置いておいて、”体調が良い(気分が良い)”人生が良い(理屈で食う』2010.7.11)のではないかと思いますから、朝食取ってから活動する方が活力がみなぎって一日の気分が良い人はやはりきちんと毎朝食を取ることをお勧めします。

(※)『定説には必ず逆説がある2008.2.21
   『朝食(前編)2009.2.28
   『朝食(後編)2009.3.1

 

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文字が爺さん

昨年末、年賀状に一言を書き加えながら自分の文字がめちゃくちゃ下手くそになっているのに気付きましたが、今年になって返事を書いていても同じ感想。もともと達筆ではないけれど、下手くそと云うよりも”年寄り文字”・・・弱弱しくヘナヘナっとしたミミズ文字になってしまう。昔から年寄りが皆同じような文字を書くのが不思議だったけれど、なんか分った気がしました。

もっとも、私の場合はおそらくパソコンやスマホのせい。昨年末にいろいろ契約書に名前や住所を書きましたが、その時を除くと自分で文字を書く機会など全くなかった。字を書かなければ、自分で頭で思い描いている若い頃の文字とは全然違うものになり、たぶん一文字ごとにきちんと書けばきちんとなるけれど大急ぎで書くとヘナヘナになる、というのが何となく原因なのではないかと思います。

でもこれ、今後も字を書く機会は多くならないと思うのだけれど、若返る事なんてあるのかしら。

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阿蘇神社のおみくじ

2025年(令和7年)1月3日 阿蘇神社にて

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運勢:吉 (第八四番)

まだ掌にこれといった実感がありませんね。夢や希望や計画が現実の形としては現れていない運気です。こういう時は目先の利にとびついたり、誘惑に負けないように、もう少し長い目で事の成り行きを見るようにすることです。やがて幸運が訪れます。時間はかかるが成功は間違いなし。

仕事・交渉・取引 よい事の中に不安がある。調子のよい話には気をつけよ。自力で頑張るだけでなくよい援助を求めよ。

愛情・縁談・恋愛 直接の愛情の表現よりは周囲の人の助けを借りた方がよい。縁談は直ぐにはまとまり難い。

健康・病気・療養 睡眠不足や過労に注意。十分な休養が必要。病気は「病は気から」という言葉の通り気持ちの持ち方で治る。

学業・技芸・試験 目標の設定の難がある。見栄や憧れよりも自分の実力相応のところに置き換えよ。努力、もう一歩の努力。

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健軍神社のおみくじ

2025年(令和7年)1月1日 健軍神社(熊本市東区)にて初みくじ

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運勢:大吉

かき曇る空さえ晴れてさのぼる日かげのどけき我こゝろかな

こゝろをすなおにし身もちを正しくすればますます運よろしく何事もおもうまゝになるでしょう 欲をはなれて人のためつくしなさい 大吉

願事 思い通りですが油断するな
待人 来る 早いでしょう
失物 出る ひくい処
旅行 計画を十分にたてよ
商売 おそいが利あり
学問 安心して勉学せよ
相場 あせるな 利あり
争事 八分にて措くが吉
恋愛 思い通り 大吉
転居 いそぐがよし
出産 安産、産後も順調
病気 心を安らかに信神せよ
縁談 自慢して嫌われる事有り慎め早く調う

 

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謹賀新年

今年は、年賀状終いはしませんでしたが、消息を確認しておきたいという理由で親戚筋に出した以外は日ごろお世話になっている数人のみに出させていただきました。ということで、残りの多くの皆様のために年賀状文面コピー。

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賀正

なかなかお会いできませんがお変わりないですか?

わたしは継続雇用で給料が減った以外にはなんら変わりない生活をしています。妻はキャンドル作家に加えてパワーストーンのプロにもなろうとしています。

わが家は今年上半期を使って自宅の大型リフォームを敢行します。できることは元気なうちに、という精神です。
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