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運動と脳活性

運動による脳の活性化は翌日まで続く

 ”運動による脳の機能に対する急性効果は、従来考えられていたよりも長く続く可能性を示唆するデータが報告された。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のMikaela Bloomberg氏らの研究によるもので、詳細は「International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity」に12月10日掲載された。”(Care Net2025/01/14公開)

運動(といっても、早歩き、ダンス、階段を上がるなどの心拍数が上がる運動なのでそれなりに意識しないとできない身体活動ですが)で翌日まで脳が賦活化されているという結果は、認知機能の維持という点でも朗報です。わたしなんか毎日この程度の運動は続けていますが、そうなると累積効果で認知機能が良好に保てているモノと思っていいものでしょうか。もっとも、”前夜の睡眠時間が6時間以上の場合、6時間未満と比較してエピソード記憶のスコアが有意に高く、前夜のレム睡眠が30分長いごとに注意力スコアが有意に高く、徐波睡眠が30分長いごとにエピソード記憶スコアが高い”というデータも書かれていて、毎晩5時間くらいしか睡眠できていないわたしは、そっちの方でマイナス因子になっているかもしれません。

「運動は脳への血流を増加させ、さまざまな認知機能をサポートする神経伝達物質の放出を刺激することで、脳を活性化させることが知られている。神経伝達物質に対する影響は運動後少なくとも数時間は持続することが報告されているが、運動に伴う他の影響は、より長期間持続するのではないか」”というのがこの現象のメカニズムとして考察されていた様です。

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