心と体

節分の鬼

先日の節分の日、赤鬼と青鬼(に扮した職員)がうちの職場にある保育所を訪ねました。もちろん、子どもたちは大騒動で逃げ惑い、泣きながら保母さんたちに抱きついていますが、容赦なく赤鬼と青鬼は追いかけまわしています。

そんな動画が、職場の休憩室で毎日流れています。「よくある微笑ましい季節の行事ですね」と云いたいところだけれど、今のご時世で、どうしてこれが”虐待”に当たらないのだろう?子どもたちの大多数がイヤがって泣き喚き逃げ回っているのに追いかけて更に怖がらせているのですよ。子どもたちの中にはトラウマになって夜泣きする子も出てくるやもしれません。予測不安が日に日に激しくなって大きなトラックに出会った場所に近づくと突然踵を返して逃げようとするローラや、昔、熊本地震の後に解体工事の大きな音や体育館でバスケットボールをつく音が聞こえるだけで逃げようとしたセイラのように、「怖い鬼が出るからもうあの保育所には行きたくない!」と云い始める子が居てもおかしくありますまい。

いやまあ、これによって成長する過程の一行事だと認識しています。していますけど、最近問題になっている保母さんや実の親による「教育だ」と称する虐待と何が違うのだろう?と疑問に思ってしまうのは私だけでしょうか。親たちが許せばOKなのでしょうか。少なくとも、子どもたち本人にとっては、どっちもほとんど同じなのではないかと思う次第です。

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社会復帰のための足掻きの時期

わたしが産業医をしている会社の若い従業員がメンタル不調のために突然休職してから数ヶ月が経ち、そろそろ復職についての面談をということになりました。

体調はまずまず、食欲などはないわけでもないがまだ気分には若干ムラがあり、夜なかなか眠れないから昼にならないと起きれないことが多い。でも体調は悪くなく長時間運転なども普通にできる。仕事はできないわけではないと思う。若干不安はあるが、いつまでも会社に迷惑はかけられないから来月辺りに復職して試してみたい。それでダメそうだったら退職して次のことを考えてもいいのかな、と。

彼の考えはそんな感じのようです。でも、多分そんな了見では復職は難しいでしょう。まず何よりも会社も医者も復職自体を許してくれないでしょう。数ヶ月休職した人が復職するためにはまず生活リズムを戻すことからしなければなりません。毎朝決まった時刻に起きて会社に行き業務時間が終わったら帰宅して決まった時刻に床につく、そんな当たり前の毎日のことが確実にできることが前提条件ですから、そんなリハビリから始めなければなりません。その気になればそんなことは容易なことと皆が思いがちですが、このハードルがなかなか越えられないものです。

昨今は誰もが病気になれば必ずネットで検索します。メンタル不調については、おそらく「まず何も考えずに何もしないことが大切。そうするうちに時がきたら自ずと体調が回復して勝手にやる気が湧いてくる。その時まで焦らずに時を待ってください」みたいなことが書かれているでしょう。それはもちろん正解なのですが、ぼぉっと1日を過ごしていくうちに朝も勝手に目覚め、仕事に行けば最初は戸惑うけどすぐに溌剌と働けるようになる、という誤解をしている人も少なくない気がします。気分が戻ってきてから元の職場に戻るまでのリハビリは、自らの意思と決意を固めた上で自分なりに足掻(あが)く期間が必須なのです。長期休暇明けの復帰という感じにはいきません(普通の休み明けでもリズムがなかなか戻らないものなのに)。さて、彼はこれからどうなりますか。とりあえず、上司や主治医と相談するようにアドバイスしましたが。

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内旋の右半身

「たぶん原因は首じゃないと思います。胸筋、前鋸筋、広背筋、これらの慢性緊張状態がずっと蓄積する事で右肩全体が内旋して下方に落ちてしまっているから首や肩がついていけなくなったんだと思います。寝ていて右手指がしびれるのも、落ち込んだ筋肉群で圧排された結果だと思います」表現はかなり違っているけれど、彼が云っていることはたぶんそんなニュアンスなのだと理解しました。

ここ数ヶ月、右の肩凝りというか首の痛みというか、それが頑固で夜寝るのも辛い感じになって改善しないから、妻がお世話になっているリハビリジムに行ってみたのです。元々、20年前に交通事故で罹患した頚椎ヘルニア、その後の頑固な頚椎症、そして腱板断裂、どれも集中して右肩界隈だったから、今回もそのどれかの古傷の再発ではないかと見当をつけていた(だから今までの経験からしてそのうち嵐が過ぎ去るように勝手に治るさと思っていた)のだけれど、どうもそれが見当違いだったようだということをトレーナーの先生が教えてくれたというわけです。

しっかりと1時間筋肉マッサージを施してくれて帰るときにストレッチ運動メニューを宿題に出されました。地道に毎日がんばったら、症状の回復はゆっくりではあるけれど2週間後に受診したときにはかなり筋肉緊張が取れてきていると云ってもらえました。多分この緊満状態を取り除くのは簡単なことではないことを自覚しています。肩首の筋肉群も腕も手も全てが内旋していることで背中が丸まって猫背になっていくわけですが、単純に反対向きに外旋させればいいというわけではありません。そもそも現代社会、手の甲を下にしていては何もできません。パソコンのキーボードを叩くときもマウスを操作するときも掌を下にしないとできません。自動車運転するときのハンドル操作もやはり基本的に被せて握ることが多い。試しに掌を上にして生活してみようとがんばってみたけど、何もできないではありませんか。歩くときですら、手の甲を外側にしなければ腕を大きく振ることもできますまい。

なので、とりあえず、毎日地道にストレッチ運動メニューをこなすことにいたしましょう。

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父親の育休

<父親の育休取得で母親の産後うつリスク上昇>

フランス・Sorbonne UniversitéのKatharine M. Barry氏らは、フランスの子供を出生から成人期まで追跡した全国コホート研究Etude Longitudinale Française depuis l'Enfance (ELFE)のデータを使用し、父親の2週間の育児休暇取得と出生2カ月後の母親および父親の産後うつ病との関連を検討。父親の2週間の育児休暇取得や取得予定により父親の産後うつ病リスクは低減、その一方で母親の産後うつ病リスクは上昇したとLancet Public Health(2023; 8: e15~e27)で報告した。

産後うつはとても深刻な問題で、自殺や家庭内不和、子育て放棄や離婚などの問題だけでなく、仕事や社会活動に対する影響も大きいにも関わらず、どこか医療対象ではないという認識(皆経験することだから乗り越えるしかないという風潮)が主流のように思われます。

今回の記事のタイトルを眺めながら、「これは日本の事かな」と思っていたら、なんとフランスのデータだったのですね。ちょっと驚きました。父親の産後うつは軽減されるのに母親の産後うつは改善されないどころか悪化するとなると、何のための父親の産休制度なのか。日本でも堂々と男性も産休を申請できる制度になり、”当然”の風潮になろうとしていて、社会だけでなく当事者である母親になる奥さんも期待していることでしょうに。

現実に、日本のお父さんはどうなのでしょう。昔みたいな『亭主関白』あるいは『亭主元気で留守がいい』ではなくて、最近は家事も子育ても夫婦の共同作業という考え方が浸透してきているから心配しなくても大丈夫なのでしょうか。「ほとんどまともにできないくせに『俺は家事を手伝ってやったぞ』的な態度を取るのが頭にくる」「夫がしてくれた家事はほとんどあとでやり直さなきゃいけないから、かえってしてくれない方がまし」なんて厳しいグチをよく聞くので、今回の記事の真相も、「子育てのことだけでも憂鬱なのに、邪魔なデッカい子ども(夫)がもう一人家にいるのが鬱陶しくてしょうがない!」というデータだとちょっと悲しいですが。

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『自然体』・・・ウィズ生活習慣病(完)

定期発行の機関誌が発行されましたので、定期コラムを転載します。題名をみて、「まさか突然今回でコラムが終わるの?」と心配したのは機関誌の編集者だったとか(笑)。いえいえ、まだまだ可能な限り長く小遣い稼ぎさせていただきたいと思います。

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『自然体』・・・ウィズ生活習慣病(完)

『予防医療』ということばが市民権を得たのはつい最近のことです。「健康のために」という大義名分の内容を実践したら本当に健康になるのだろうか?という疑問が私の頭の中にずっとうごめいています。「健康になった」と感じてもそれは単に努力した自分の満足感だけではないのかと自問自答する毎日です。健康になるためには何を食べると良い、何をしてはいけない、努力しなくても痩せられる方法、太れる方法・・・巷にあふれる健康情報が、本当は万人に通用するわけではないことを誰もが知っていますし、やりたくないことを強いられるのは「健康」とはいえないと思う人もいるはず。目の前のものを貪り食うのは本当に罪なのか、逆に食べられるのに食べない方が不健康ではないか? おそらく百人百通りの健康観があって現実とのギャップに大なり小なり悩んでいるはず・・・わたしは徐々に禅問答をする偏屈爺になってきています。

生活習慣病を指導する側もされる側も、あるいは世間のマスコミなどもこぞって『○○制限』ということばを使いたがります。「結局、食事制限が必要なのですね」・・・一般の人がこの単語を使ってしまう理由は、おそらく予防医療が“病気の治療”から派生した考え方だからだと思います。「自然にしておけば健康でいられる時代は終わった」と言われて久しいですが、本当にそうなのか? 理屈で日々の生活をこねくり回した挙げ句に何が本当か分からなくなっているだけではないか。健診結果から悪いところを見つけ出してそれを是正して“健康を維持するため”の助言をするのが私や保健師さんの仕事ですが、こんな重箱の隅を突くようなやり方が本当に健康への誘いになるだろうか?というジレンマ。私には、「食べたい時に本当に食べたい物だけを食べるのが一番健康な食べ方だ」という持論があり、自分の中から発する欲望に正直に従えば健康になるはずなのに、栄養学やら運動学やら治療学やらの学問から生じた邪念に振り回されておかしくなったに違いないと思っています。節制して努力したら本当に健康が得られるのかという疑問を抱きながらも、健康を得たかどうか判定する方法がない。具合の悪い人が治療で良くなったら「健康を取り戻した」とわかるけれど、不健康にならないように努力することの成果はどうやったらわかるのか? たぶん一生わからないでしょう。

なんだか、『ウィズ生活習慣病』の最後がこんなグダグダな文章になってすみません。でもこれがわたしの生活習慣病に対する今の思いの根底です。

 

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酒に弱いのは進化?

酒に弱い日本人が増えるよう「進化」 遺伝情報から判明

日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて「進化」してきたことが、理化学研究所などの分析でわかった。詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が何らかの理由で環境への適応に有利に働いたとみられるという。24日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

2018年4月に朝日新聞DIGITALで掲載されていた記事です。この話題に何か進展か退行があるかもしれないと思ってずっと静観していました。この直後に、FNNプライムオンラインでもインタビュー記事(「日本人は酒に弱くなるように“進化”…「下戸遺伝子」の研究者が語る“弱い方がいい理由”」)が掲載されていましたが、結局そのまま進展はなかった感じ(たぶん)。

日本人というより東アジア人の進化の特徴なのだそうです。この『自然選択』という遺伝的な”進化”は、結局何に対して有利な進化なのか・・・この記事によると、アルコール分解酵素によってアセトアルデヒドが無毒の酢酸に分解されるのだけれど、その分解酵素が少ない日本人(東アジア人)には猛毒のアセトアルデヒドが多く残ることになり、このアセトアルデヒドは人間にも毒だが病原体に対しても猛毒で・・・つまり東アジア特有の病原体(感染症)対策に酒が弱いことが有意に働くのではないか、というのです。

でも・・・何か釈然としないのです。そもそも酒の弱い下戸遺伝子の日本人(東アジア人)は酒が弱いのだからあまりアルコールを飲まない。最近の若い人には一切飲めない人も多くなってきていて、むかしはそれでも無理矢理上司や友人に飲まされ続けて飲めるようになったりしていましたが、今はそんなパワハラは許されないので飲めない人に無理して飲ませることはしない風潮です。アルコールを飲まなければ、アセトアルデヒドはそもそも体内に増えないのではあるまいか。それだと、この理論は通用しないのじゃないのかしら?

 

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コーヒーは敵か味方か?

コーヒー1日2杯以上で高血圧CVD死2倍

 ”コーヒーを1日に2杯以上飲む重症高血圧(160/100mmHg以上)患者では、心血管疾患(CVD)死リスクが2倍になることが分かった。大阪大学の磯博康氏らは、日本の大規模前向きコホート研究のデータを用いて重症高血圧患者におけるコーヒーと緑茶の影響を検討。結果をJ Am Heart Assoc(2022; 11: e026477)に報告した。

コーヒーを取り巻く研究論文は巷にたくさん存在します。含まれるクロロゲン酸に抗酸化作用があるので美肌効果があるとかがん予防の効果はコーヒーを飲むと増加するとか、一方でコーヒーのカフェインが臓器障害を起こしやすいとか睡眠障害を起こすとか・・・まあまあ賛否両論です。かつてのわたしの上司はコーヒーを飲むと不整脈が増えるといっていつも超アメリカン(薄めのコーヒー)で飲んでいました。 

今回のこの内容にしても、たしかそもそもは「コーヒーは心血管病(CVD)リスクを減らす」というはなしになっていなかったか?しかも「123杯飲む人の方がリスクが低下する」と聞いた気がします。おいおいおい!と云う感じですが、”カフェインを含有するコーヒーにはポリフェノールの1種であるクロロゲン酸やその他のフェノール化合物が含まれており、糖尿病女性のコレステロール値を低下、血管内皮機能を改善、炎症を軽減させる。コーヒー常飲者は、カフェインによるCVDへの悪影響を低減させる可能性があるカフェイン耐性を形成する。一般集団では、カフェインによる一過性の血圧上昇はその他の化合物やカフェイン耐性により相殺される。しかし、高血圧患者はカフェインの効果に対する感受性が強いため、重度の高血圧患者ではカフェインの悪影響が保護作用を上回り死亡リスクを上昇させると考えられる。”と論じられています。だから、あくまでも高血圧症予防効果はあるし軽度高血圧の人のCVDリスクは軽減させるけれど、『高度高血圧症』の人は飲みすぎないでね、ということのようです。わたしにはコーヒーを常飲する習慣がないので何とも云えません(で、わたしの高血圧症は重度なのかしら?まあ軽度ではないと思うけれど)。

ちなみに同じカフェイン含有の緑茶にはこんな傾向は見られないそうで、その理由は「緑茶にはカテキンが含まれているから」なのだそうです。となると、わたしの場合は緑茶飲んでおいた方が無難でしょうかね。

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生きがいの創造

高い目的意識は長生きにつながる?

人生に明確な目的意識を持つことで、全死亡リスクを低下させられる可能性のあることが、1万3,000人以上の米国人を8年にわたって追跡した研究から明らかになった。この傾向は、男性よりも女性でやや強かったものの、性別や人種/民族による有意差は認められなかったという。米ボストン大学公衆衛生大学院の芝孝一郎氏らが実施したこの研究の詳細は、「Preventive Medicine」11月号に掲載された。” 

性への関心が薄れると死亡率は高くなる/国内前向き研究

 ”性的関心が薄れることは、健康や寿命に関係するのであろうか。山形大学の櫻田 香氏らの研究グループは、性的関心の欠如と全死因死亡率との関連性について、山形県における前向き観察研究を行った。この研究は、山形県内の40歳以上の被験者2万969人を対象に行ったもので、性的関心を持たなかった男性では、全死亡率およびがん死亡率が有意に上昇した。PLoS One誌2022年12月14日号の報告。

新年早々から配信されてきた記事は、人生の積極性への提言でありましょう。どちらも、男性ホルモン(あるいは女性ホルモン)を活発に賦活させることが健康長寿の必須条件であることを伝えています。「面倒くさい」とか「まあ年令考えたらこんなもんやろ」と思い始めたときから老化が始まる、というのは真理なのです。でも、今から無理矢理人生の目標を作り出すのには無理があり、若いおねえちゃんの水着姿に興味はあっても”老いらくの恋”は簡単にはできますまい。

結局、「自然に任せるしかなかろう」と悟りながら枯れていくのでありましょうか。

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塩をふりかける習慣

料理に塩をふりかける習慣は心疾患リスクを上昇させる

心疾患の発症リスクを下げたいならテーブルソルトを食卓に置かないようにする方が良いかもしれない。日頃から減塩を実践している人でも、料理に塩をふりかける習慣があると、心血管疾患(CVD)の発症リスクの上昇をまねく恐れのあることが、米テュレーン大学公衆衛生・熱帯医学部教授のLu Qi氏らの研究で示された。研究結果は、「Journal of the American College of Cardiology」12月6日号に掲載された。

「料理に醤油をかけると塩分が多くなるから、醤油は皿に垂らしてそれに料理をちょっと付けながら食べるのがよい」という提言を栄養士の先生方からうるさく云われてきたので、つい「塩はかけるより付け塩にした方がいいんじゃないの?」と云っているのと勘違いしました(理屈は一緒なのかもしれませんが)。もっとも、食材や料理に塩分を存分に使う歴史のある日本人にとっては、料理の味が薄いからといって食卓で醤油をかけることはあっても塩をかける人はあまり多くないのではないかという印象を持っていますが、いかがでしょうか。そもそも塩分をあまり取らない欧米人だからこそ、塩をかける人とかけない人との有意差が出たのであって、日本ではよほど意図的に料理自体から徹底して塩分を除かないと有意差は出ないのではないかと思います。むしろ、”料理に塩をふりかける習慣があまりない人の特徴としては、女性、白人、適正体重の人、飲酒量が適度で喫煙習慣がなく、身体活動量の多い人、つまり健康的な生活習慣の人であることが明らかになった。一方、料理に塩をふりかける習慣がある人には、社会経済的地位が低く、喫煙者の割合が高い傾向が認められた”という部分の方が効いているのではないでしょうか。ちょっと日本人の参考にはなるようでならない気がしています。

高血圧症で動脈硬化の血筋のわたしは甘い物より圧倒的に塩辛い物の方が好きですが、大人になってから料理に醤油をかける習慣がほとんどなくなった(ましてやわざわざ塩をかけるなんて想像すらできない)のであまりピンときていません。
 

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ウイズコロナ

”制限のない社会活動が始まり、春節を含めて中国から少なからずの人が間違いなく日本を訪れるでしょうし、アメリカでは新しい変異株が報告されている状況なので、新型コロナ感染の脅威は今年もさらに続くでしょう。”

新年早々から何とも暗い専門医のご意見を報ずるニュース。正直といえば正直、冷静といえば冷静な専門家の分析です。まあたぶんそうなのでしょう。今の第8波は一旦括れを作って減少するでもなくそのまま次の山が上乗せすることでしょう。でもまあ、ウイズコロナを宣言してその方向に舵を切った以上はやむを得ない想定内の推測でしょうし、まだインフルのような治療薬が普及している訳でもないのだからウイズコロナ施策は時期尚早だった!と批判してみても始まりません。とりあえず、今まで通りの予防意識を講じた者勝ちでありますから、「そんなの無意味らしいぞ」と面倒くさがって批判して放棄する輩はそのまま云わせておけばよい。標準予防策は昔から標準的な予防効果があるのだから、自分のカラダを自分で守る意識を持てる人たちは、うがいも手洗いもマスクも、がんばって続けましょう。TPOをわきまえながら無理のない範囲で(まあするならするで徹底した方が後悔はしないでしょうけれど)。

 

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