心と体

悩ましいですね~。

「どうですか? 痛みはありましたか?」

尿管に1センチ大の結石が嵌頓し水腎症にもなったために病院受診して、2週間のαブロッカー治療を経たあと今日は2時間の有給休暇をもらって再受診してきました。

「内服を始めて2,3日目にその前より若干低い位置での痛みが出て以降、まったく痛みが出なくなり消息不明に。ひどかった叩打痛もまったくなくなり、しかも今週初めから15分ごとに突然尿意が出現する尿意切迫感も出てきたから、これは絶対膀胱近くまで流れ落ちたぞ!膀胱に落ちたかもしれんぞ!と思ったんですけど・・・たぶん変化してないでしょ?」・・・昨日、期待に胸膨らませながら職場の技師さんに腹部エコーをしてもらったら、腎盂拡張(水腎症)も嵌頓した石の位置や大きさもほとんど変化していなかったことを確認していたのです。

「そうですね。腰椎1椎体の地番上から下にちょっとだけ動いてますけど」と先生は申し訳なさげ。「こうなると、思い切って砕くことも考えても良いのかもしれませんが」「はい、その可能性があるからこそここを選んだのですから」「でも、大動脈の石灰化が気になるんですよね」「そうですよね」「悩ましいところだなー」・・・主治医のことばに切れ味がない。

「一応、一ヶ月間は内服を考えるのが常なので、あと2週間様子をみさせてもらえませんか。今回は内服薬を漢方薬(猪苓湯)に変えてみますので」・・・今度こそ、膀胱に落ちてくれないかなー。もうちょっと跳びはねた方が良いのかしら。

 

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運動器抗加齢

先日の日曜日は今年最後の学会(研究会)『第11回運動器抗加齢医学研究会』に参加。といってもzoomによるweb参加でした(まだまだ私の勤務する病院では現地参加は許可されません)が。日本抗加齢医学会分科会であるこの研究会はおそらく整形外科の先生方が主体で作られている研究会でしょうか。なので、どうしても専門領域に深く入り込んだアカデミックな内容についてはちんぷんかんぷんでした。わたしがこの研究会に初めて参加させていただいた目的は、フレイル・サルコペニア・コロナの対応の仕方を学ぶことよりも、最近ずっと気になっている0次予防のヒントがないか、という思いからです。運動(エクササイズ)はやることは簡単だけれど、始める第一歩の敷居が高く、その後の継続することが難しいことが最大の問題点。そのために、個別にアプローチするか、それとも環境として社会全体でアプローチするか。

・エクササイズの低いコンプライアンスをアップさせて継続させるためにVRでモチベーションアップさせたりスマホのトレーニングアプリで不特定多数と競争させたりの紹介。スマートシューズやモーションキャプチャースーツなども。
・サルコペニアインデックス(SI)=クレアチニン/シスタチンC×100は手術後の機能予後を推測できる。
・介護や寝たきりの原因になるのは『骨』 オステオカルシン
BDNF(脳由来神経栄養因子)は運動すると増加し運動後に頭を使うと記憶力アップする。
・運動環境が良くなると脳の働きが良くなる。ただ歩くだけでなく途中に遊び道具があると運動にも脳活動にも良い。単純な運動より複雑な運動を組み合わせた方がBDNFが増加する。運動しながら脳を鍛えるのはダメ。運動後に脳を鍛えるのが良い。運動すると、気持ち良くなりアタマがスッキリしてやる気が出てくる。
・新しいことを学習する。脳は使えば使うほど大きくなり、使わなければ萎縮する。
・筋トレより縄跳びの方が骨に衝撃を与えられるから良い。
・大腸がんの予防に有効なのは身体活動(マイオカイン)。運動することで腸内細菌叢が変化する。
・筋肉から出てくるマイオカインSPARCは大腸がんを予防するとともに筋肉代謝にも影響を与える。
・牛肉食ってもフレイルは予防できない。
・コロナ後、一人暮らしで不活動だった高齢層は活動量がまったく戻ってない。
・運動しやすい環境作りをすると運動習慣者が増える。五感で感じる地域ウォーキング。アプリで行う運動はポイント付与でインセンティブ。オンライン運動教室(Zoom)とオンデマンド配信も。

急いでメモだけしたけれど、こんな羅列で本当に今後の仕事に活かせるのだろうか(笑)

 

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脂質異常にワクチン?

地元熊本大学から報告されたこの話題。

脂質異常症、ワクチンを開発 熊本大大学院・尾池教授ら 副反応少なく安価に

熊本大大学院生命科学研究部の尾池雄一教授(55)=代謝・循環医学=らの研究グループは、血中のLDL(悪玉)コレステロール値や中性脂肪値が高い「脂質異常症」を改善するワクチンを開発したと発表した。

とあります。いや、すばらしいことだと思いますし、それが地元の大学から発表されたことは自慢すべき研究報告です。

ただ、わたしのアタマがこんがらがったのです。『ワクチン』て・・・。Wikipediaによると、『 ワクチン(独: Vakzin、英: vaccine)は、感染症の予防に用いる医薬品。病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原そのもの、または病原体を基にデザインされたmRNAやDNAの遺伝子配列を化学合成したもの(遺伝子ワクチン)、もしくは遺伝子組み換え技術によって大量発現されたタンパク質(遺伝子組み換えワクチン)などを投与することで、体内の病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。』とありましたが、この定義から考えて、脂質異常症は感染症だという概念、間違っていませんのかしら?

 

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接種券

第3回目分の接種券・予診票が届きました。よかった。わたしがちゃんと「数に入れられていた」ことが確認できたから。

3月と4月に実験台として先行接種を受けたのは勤務する職場で、職場の職員健康管理室から接種証明書が後になって配られたのだけれどそれは一般の方のようなシール貼り付けではなかったし、その後まだ自治体が把握していないはずの時期に区役所から接種券が市民全員に配送された時には妻にしか来なかったから、私はリストから外されているのではないかと心配していました。今後、接種証明のパスが発行される時にも私は接種の事実を無視されているから発行されないのではないか? 国(あるいは自治体)がわたしの1、2回目接種の把握がされてないから3回目の接種券の発送もされなかったりするのではないか、と内心ハラハラしておりました。それでなくても2回目接種が空打ちだった(そう信じている)から「なんとしてでも3回目を打っておきたい」という思いが、副反応で心筋梗塞や脳卒中起こすかもしれない不安よりはるかに強い今日この頃なのであります。

なんか、この接種券の発送のおかげで、やっとわたしが市民権をちゃんと獲得できた証のような安堵感を感じております。ちなみに、わたしの接種予定は年末です。

 

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心房細動に関わる話題

魚油サプリの摂取は心房細動の発症リスクと関連

2021/11/12号として配信されてきたCareNetの記事によると、”魚介類由来のオメガ3脂肪酸のサプリメント(以下、サプリ)の摂取は、心房細動の発症リスクと関連することが、「Circulation」に10月6日掲載された論文で明らかにされた。このリスクは特に、1日当たりの摂取量が1gを超える場合に大きかった”、つまりω3脂肪酸サプリを多く摂る人に心房細動を発症した人が有意に多かった、という報告です。

ω3脂肪酸は、動脈硬化を抑え、血中中性脂肪値を抑え、血液さらさらにするなどの効用で、生活習慣病の救世主としての地位を確保しているサプリ系で、わたしも一時期摂っていました。心房細動の発症リスクに生活習慣病そのものがある以上、これは悩ましい問題でしょう。「スタチンを服用すると認知症リスクが上がる」といって高コレステロール血症の患者さんが自己中止する現象が起きて問題になったのに匹敵するかもしれません。

一方、<生活習慣改善で心房細動を抑制できる可能性―特定健診受診者を5年追跡>という日本からの報告(”健康的な生活を送っている人は心房細動のリスクが低いことが、日本人対象の研究から明らかになった。金沢大学大学院医薬保健総合研究科循環器病態内科学の多田隼人氏らが特定健診受診者を対象に行った縦断研究の結果であり、詳細は、「Nutrients」に9月15日掲載された”)も2021/11/16に配信されてきました。欧米人のデータと同様、日本人にも当てはまるとしたものですが、まあ、これは当たり前といえば超当たり前です。


 

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お茶の効能

わたしに定期的に送られてくるメルマガ【ヘルシーパス】に、今回はお茶の効能についての記事が載っていました。「お茶はお茶、されどお茶」・・・微妙な作用効果の違いはまあ知っておくとして、お茶は飲むに越したことはないなと思う今日この頃。これは、やはり年齢的なモノでしょうか。

 お茶が発酵度によって分けられていることを実は初めて知りました。不発酵(緑茶)、弱発酵(白茶)、半発酵(青茶:ウーロン茶)、完発酵(紅茶)、後発酵(黒茶:プーアール茶)なのだそうです。そして、発酵度が低いほど淡くスッキリ、発酵度が高いほど渋く深い味わいとなるのだそうな。「緑茶、白茶など発酵度の低いお茶は体の芯にある熱を冷ます効果があると言われています。逆に発酵度の高い紅茶や黒茶は体を温める作用があり 血行不良や冷え性の体質の人に好んで飲まれています」などと云うことも初めての知見。やはり、物事、興味があったかなかったかでこれだけ知識に差ができてしまうモノなのですね。

これからはペットボトルのお茶だけでなく、ちゃんと入れて飲むお茶も意識的にたしなむようにいたしましょう。ちなみに、カフェインが少しでも含まれているとてきめんに交感神経が刺激されて「夜眠れなくなる」という妻は、もっぱら健康麦茶を飲んでいます。麦茶はノンカフェイン飲料の代表ですから。

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尿管結石

11月に入ってから何かと不穏なわたしの周辺。実はわたしもまた尿管結石の仙痛発作に悩まされている状態です。

まあ尿管結石自体は予備校生のときからの長い付き合いなので、慣れっこで、「石が尿道から膀胱に落ちた瞬間がわかる」と豪語しているくらいだし、旅先で一晩に左右同時に発作を起こしたこともあるとか、仕事帰りに石が尿管に引っかかって前屈みで歩いて駐車場まで行ったことがあるとか、小ネタの武勇伝をたくさん持っているわたしではあります。

だから、最初に約16時間くらい持続する腹痛と腰痛に襲われたときも「これくらいは経験済み」とばかりに乗り越えたのだけれど、同じことが3日後に再び起きてさすがに「これは今までのとはちょっと違う」と悟りました。夕方にこっそり検査技師さんを捕まえて超音波検査をしてみたら・・・でっかい石を尿管に発見。長径1cmありそうな・・・これは自然排石なんて到底無理だなと観念する大きさで、しかも腎臓はしっかりと水腎症。根性で歩いたり、根性で水分とったりすることがさすがにムダみたい(というか逆効果かも)。と判断して、結局砕石術をしてもらえる病院を受診することになりました。

こんなデカいの引っかかったこと、いままでの40年来の武勇伝の中にないから、不安ではありますが、まあなんとかなるでしょう。どんな結果になるであれ、わたしの輝かしい尿管結石の歴史にまたひとつ勲章が加わることになるでしょう。

 

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知らんわ、そんなこと!

「ワクチンはどうなんですかね。本当に効果があっているんですかね」「来年はまたワクチン打たんといかんごとなるんじゃないんですか」「結局、日本の対応は正解だったんですか不正解だったんですか?」

先日、外勤先から職場に帰るタクシーでずっと運転手さんから質問攻めに遭いました。

「専門家の目から見て、コロナはいつまで続くの? 来年はまだまだ今の生活なんかな」「本当に第6波は来るの? 正月には家族旅行したいね、て旦那と話してるんだけど、どうなんかな」

先週、選挙活動の絡みの電話で遠く離れた従姉が矢継ぎ早に質問されました。

でも、「知らんわ、そんなこと!」 第一、わしゃ専門家でもないし。というか、たぶん専門家でも答えられんと思うわ。感染症専門家たちが毎日テレビなどで語ってることはすべてこれまでの経験値の蓄積からはじき出した想像の世界なんだから。単に、スペイン風邪(インフルエンザ)の歴史的データやSARSの経験から、「それと同じものだと仮定するなら」というもの。何のかんの云って、新型コロナは今まで誰も経験したことのない感染症なんだから、だーれも答なんか知らないはず。ここ2年間やってきたことが正しかったのか誤っていたのか、これから終局までに2年かかるのか5年かかるのか、そんなことは本当に終結宣言出てから数年してやっと答えが出てくるものではないのか。

「正解がわからないと何を信じて生きていけば良いのかわからないから何もできん!」という人たちは、何もするな。何もしないで生きていけるのならそれが一番なのじゃない? ちょっと乱暴な云い方だけど、何もかもが未知の世界の混沌では右往左往した方が負けなのかも。とわたしは思っています。

とにかく、医者だというだけで、わしにコロナのこと聞くのはやめてくれ。

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健康にいいお酒の飲み方?(3)

(つづき)

『酒好き名医が教える 健康にいいお酒の飲み方』(Power Mook 98, 大洋図書)

<おつまみのキホン>
●「飲む前」「とりあえずの一品」「メインのおつまみ」「〆」・・・書いてあることはわかるけど、今は全く飲み屋に行かないからな。妻は下戸だからわたしは毎晩”独り呑み”。いい歳になったからメインつまみに茶色系はあまり好まないし・・・参考になるようなならないような。その中で、自分に関係ありそうなものだけ抜粋すると、

・『要注意おつまみ』の中で、”糖質は肝臓に負担をかけて脂肪になりやすい”→「ポテトサラダ」や「肉じゃが」はよく食うから、要注意だ。
・「揚げ物は量が過ぎなければ返って良い」らしい。タンパク+脂質の組み合わせで悪酔い防止(アルコール吸収を遅らせる)効果があるらしい。唐揚げは好きよ。大分出身としてはトリテンが最強ですけど。
・コンビニメニューは優良おつまみ満載:野菜サラダ、サラダチキン、おでん、ホットスナック棚の揚げ物、チーズ、焼き鳥、インスタント味噌汁・・・うんうん、わたしのお世話になっているモノだらけだ。
・〆の食材:〆前に大豆食品食うのは大事らしい。〆はよほど誘われない限り食わないから大丈夫です。ちなみにわたしの場合、冷奴はメインおつまみです。
●飲み会後の対策:「家に帰ったら飲み会で不足していたものを補給する」ってかぁ。食物線維が不足してたらサラダ、タンパク質が不足してたらチーズ・・・てか。でもこんなの出したら、家で独り二次会始めちゃいますよ、わたしは。

もっと書きたいけど、他人の本の中味を曝露しすぎてもいけないので、「肝臓を鍛えるためにはコーヒー飲んで歯周病菌予防してスクワットするのがいい」という告げ口紹介でこのブログは〆にしましょう。秋津先生、栗原先生、小林先生、ありがとうございました。

 

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健康にいいお酒の飲み方?(2)

(つづき)

『酒好き名医が教える 健康にいいお酒の飲み方』(Power Mook 98, 大洋図書)

●「家飲み」ビールの飲み方:ホップに健康効果があるから苦いビールの方がお勧めらしい。「お勧めはインディアン・ペール・エール=IPA」だそうだ。IPAはちと高いんだよな。まあその方が数を飲めないから返って良いのかも。
●「家飲み」日本酒の飲み方:酒の雑味の中にアミノ酸が含まれるそうだ。だから高価な澄み渡った”大吟醸”よりもコスパの良い(安い)”純米酒”の方が健康にはお勧めらしい。アミノ酸が豊富な方がNK細胞を活性化(グルタミン酸)させ肝機能を高めて(ロイシン・スレオニン)疲労回復を促す(アスパラギン酸)のだそうだから。すぐ飲み過ぎてしまう日本酒。でも、わたしの場合は日本酒飲むとすぐ眠くなるし、コップ酒はしないから、量はいかない(自称だけど)。
●「家飲み」芋焼酎の飲み方:もちろん乙類、これがウロキナーゼ(血栓溶解効果)を活性化させるそうな。「理想の量は純アルコール30g、これはロクヨンの水割り150mlを2杯」なんだそう・・・・・・でもこれ、もしや生殺し量?ちょっと試してみましょう。「ホッピーで割るのも良い」・・・うわお。『ホッピー』だなんて久しぶりに聞く単語。むかしかなりホッピーに凝っていたことがあります。でもたしか、ホッピーで割るのは甲類焼酎が王道だった気がするけど・・・。
●「家飲み」赤ワインの飲み方:抗酸化作用とサーチュイン(長寿)遺伝子活性化で有名な赤ワイン。つい飲み過ぎるのでわたしはあまり飲みません(とういうか、銘柄が多すぎて選びきりません)が、家飲みの基本は「小分け飲み」だそうです。「残すと酸化するから栓を開けたら飲み干さねば」という呪縛は、空気に触れなければ解決するはずで、「残りを冷蔵庫に入れておけば1週間は味が変わらない」「開けてすぐに小さなペットボトルに口すれすれまで入れて小分けして保存すれば酸化は防げる」と各先生が知恵を披露しているけれど、でもたぶん、飲み干しちゃうな、わたしは。

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