心と体

喉が乾かない

熊本は今日から小・中学校の夏休みが始まるらしい。あちこちから小さいのが湧き上がってくる季節になりました。

昨日も、一日で一番暑い午後2時頃(私がゴルフから帰っている途中)に日焼けで真っ赤な顔をした子ども達が群れをなして自転車でどっかに向かって走っていました。ホント、子どもたちの体力は無尽蔵です。それでも暑ぐるしいヘルメットを被らされて必死こいてペダルを踏む姿見てるだけで「暑かろう」「大丈夫なんかな」と心配になります。そういえば、昨日のゴルフで一緒に廻った一歳下のTくん、「歳取ると喉が渇かないんですよね」と云って、ほとんど最後まで水分を取らなかったけど大丈夫だったろうか。ハーフの食事時間がまだ10時半ころだったこともあって腹が空いてなかったのか、ビールと唐揚げしか口にしていなかったみたいだったし。昔はボクもこうだったかもしれないけれど、今は怖いので意図的に飲んでいます。でもたしかにこの猛暑の中の方が飲まないかも。意外にカートから来る風や日陰が心地よくて「喉が渇かない」というの分かる気もします。やはり歳とったら、喉が乾こうが乾くまいが関係なく、規則的に水分を取らないとそのうちすぐに感覚が麻痺しそうです。

くわばらくわばらです。

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暑熱順化

梅雨明けした途端に突然の体温越えの猛暑が連日続いています。そんな中で、先週は木曜日に炎天下でのゴルフコンペ参加、土曜に朝から山の草刈りにでかけ、日曜は朝から天草の海にシーグラス拾いのミッション。まあまあ冒険的な日々でした。

真夏のゴルフなんて別に初めてのことではなくいつもボトボト汗をこぼしながらもプレイしてきましたが、さすがに今回は怖かった。「ハーフで止めないと無理かもしれない」と思って行きました。常連のオジサンは「もう会えるのは今日が最後かもしれんけんあいさつしにきた」と冗談とも付かぬ事をキャディさんに話していました。でも、いざ始めて見ると意外にカートで走る時に風が爽やかで日陰もすこぶる涼しかったので最後まで楽しくプレイできました。山の草刈りも、熱中症になる前に早々に終わろうと思ったけれど台風の影響で風が強く、山は下界より3℃も気温が低くて最後まで乗り越えられました。天草の海も日陰が涼しく浜の風が心地良かった。だから、平地の家の庭に出たり夕方のワンの散歩の時の地獄のような猛暑ばかり考えてしまうけれど、意外に過ごせるモノだと感じた1週間でした。

でもやはり平地の日常はどう考えても地獄。現代の熊本の夏を甘く見てはなりません。冷房の効いた室内と猛烈な暑さの外との温度差はほんと数年前とは比べものにならないことは認識しなければなりますまい。ちょっとめまいがする。のどが渇く。でも、あともうちょっとで終わるからあそこまで頑張ろう。あともうちょっとで着くから一気に行ってしまおう、が命取り。「勇気を持って休もう、止めよう」と人には言うけどそれがなかなか大変だと思ってきましたが、今年ばかりは「これ、今止めないとヤバいやつだ」と何度も実感しております。

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一歩前へ

公共施設やお店の男性トイレの小便器の前によく貼ってある『一歩前へ』。

確かに大体の小便器の足元にはこぼした小便らしきしぶきが落ちているもの。「ちゃんとしろよ」と思いながら用を足すのだけれど、確かに想定していない方向に小便が飛ぶことがあるのは、男性にしかわからないことでしょう。かく云うわたしも自宅の小便器周りが「黄ばんで汚い」と若い頃から妻に叱られてきました。ちゃんと可能な限り便器の前に近づいて、変なところに飛ばないか目視しながら用を足しているのに。

でも最近、やっとわかりました。用を足すときにペニスの先を見ながら小便の行方を確認しながら小便をするからいけないのだと。大きな小便器なのだから小便が出るところを確認する必要はない。それをしようとすると便器からの距離が遠くなる。おしっこの行方など見ることなく、ペニスの先を便器の向こう側の壁に擦りつけるくらいの気持ちで前に出て用を足せば良いのです。「そうか、これが『一歩前へ』の真意なのか」・・・急に心も身体もすっきりした次第です。

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体調不良の時どうする?

月曜日の夜、極めて体調不良。何がどう悪いのかうまく表せないけれど、何とも具合が悪い。夕飯も何か腹満感が強くて完食できず、ソファに横になっていても身の置き所がなく、急に背中と腹が痒くなって妻の抗アレルギー薬を1カプセルもらって服用したがあまり効いてない感じ。全く平熱だし血圧上昇もないけれど、この日は午後から咳も頑固に再発していたから早々に風呂に入って寝たもののなんか熟眠できないままに何度か起き上がる。一応、翌朝には普通に戻ったのでそのまま出勤しそのままぶり返すことはなかったのだけれど、なんか不気味。

「病院受診しなくていいの?」と妻に云われそうだし自分もちょっとそう思う。「肺がんなんじゃないの?」「もしかして胃がんや膵臓がんとか?」と云われるもののそれは多分違う。肺CTも内視鏡も膵臓腫瘍マーカーも健診で受けたばかりだから。でも、「病院受診?」と考えた時にふと悩む。どこに行ったらいいの?「なんか体調が変なんです」と問診で言ったら『不定愁訴』で括られて、「メンタル不調じゃないの?」とか「先生は自分で診断できるんじゃないの?」とか云われて若い先生に冷たくあしらわれそう。そもそも受診するのは何科? 医療者ですらこうなんだから一般の人が受診に悩むのがなんか妙によく分かる。結局どこに行っていいか分からないから人間ドックを予約する気持ちも良く分かる。でも人間ドックじゃ多分何も分からない。

最近の世間の皆さんは、おそらく医療機関受診の前にまずはスマホ検索。昔はグーグル検索だったけれど今はチャッピー。細かく質問すると詳細に返事をくれるらしい。昭和人間の私はほとんど使いませんが、それでもPCで検索したら勝手にAIが要約してくる。そして彼らは、現実の医療者よりもチャッピーの方が信用できると思っていらっしゃる。だからよほどの状態でないと医療機関を受診しようとはしないようです。良いのか悪いのか。わたしもチャッピーに聞いてみようかしら。でも、「なんか調子が悪いのだけどなぜ? どうしたらいい?」・・・わたしがそれやったらやっぱりマズいのじゃないでしょうか。

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体重測定

昨年秋に職場の体組成計が壊れてから(それを理由に)体重計に乗らなかったらみるみる体重が増えまして、普通に着ていた服も入らなくなってきた今日この頃。ちょっと怖い物見たさで家の体重計に乗ってみたら1月の職員健診の時より6キロも太ったことをここに曝露しましたが、その後も自虐的にほったらかし。でも数値を見てしまったらさすがにちょっと気になるもの。昔、毎日昼飯前に職場の体重計に乗り続けて(朝飯食わないから昼食前が1日のうちで一番軽いはずだから)増えないように注意していたのも体重測定していたからです。

今は夜の入浴前にスッポンポンになった時に測るのでいつも夕食後。「それだから昼の計測値とは比べられないはずだぞ」と思いながらも気になって毎晩測ってしまう。鱈腹食った後の計測値がくだんの”6キロ増”だった影響で翌日には2.5キロ減りましたが、その後はそのままほぼ横ばい。ところが先日大分のサッカー観戦から夜中に帰ってきた時に乗ったら一気に1.5キロ減。そして小さな上がり下がりをしながらもそれをキープできています。そうなると「このまま頑張ればさらに2キロくらい簡単に減る」ということを経験上知っているわけです。

「手首の太さが明らかに締まってきたぞ」「ビールは1缶でじっとガマンしてみるぞ」「スクワットも再開してみるぞ」・・・私はまんまとレコーディングダイエットの罠にはまってしまいつつあります。

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日本人の生活

私のiPadにはこんな文章も残っていました。1年前にリフォームのために古い借家で過ごした時のものです。これもどこかにアップしたのかもしれないけれど、はっきりしないので改めてこの場に書き写してみます。

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事情があって、3月から古い小さな貸家で仮住まい生活をしています。最低限の家具を持ってきて初老夫婦2人と大きな愛犬とおおきな鳥籠に入ったオカメインコとで生活しています。何か久しぶりに昭和の生活に戻ったような感覚です。「失礼な! そんなの普通よ」と云う方も多々おられましょうが、今時の給湯器もないからお湯の蛇口と水の蛇口を一緒に開けながら調整するお風呂と流し台。小さなちゃぶ台で食事をとり、何をするにも「よっこらしょ」と掛け声よろしく立ち上がり、「よっこらしょ」と畳に膝をつく生活は、30年以上前に地方の病院勤務で職員宿舎に住んだ頃が最後だった気がします(この時でもさすがに給湯器はありました)。「なんか、田舎のおばあちゃんの所に行った気分」と妻は云うけれど、おそらくそれも彼女が子どもだった頃の記憶でしょう。

私が幼稚園に上がる前に父が借金して小さな家を建てました。和洋折衷の普通の平屋でしたが洋間が主体の構造で、食卓もテーブルと椅子、子供部屋には学習机と二段ベッド、応接間にはソファがありました。当時としてはとてもモダンな家でした。そうですね。学生時代の四畳半一間の生活や独身医師時代のアパート生活や新婚時代の東京の狭いアパート生活も含めて、今の借家に比べればどれも欧米化した生活パターンでしたね。

いや、何を書きたかったかと云うと、日本人は今のわが家の生活のように古来から座ったり立ったりの生活をずっとやってきていたから、椅子生活の欧米人に比べて足腰が強かったのだろうことを思ったわけです。トイレも和式はしゃがまないとできない構造だったし。確かにそれによって膝も痛めやすいし腰も痛めやすい。背中も曲がりやすい。高齢者にとっては責め苦のような生活です。欧米の生活様式がいかに高齢者に優しいか思い知らされます。でも、若者たちにとってはどっちが良いのか疑問ではあります。人間には「運動欲」というものが備わっていませんから、必要に迫られない限りわざわざきつい思いはしようとしないはず。楽して生きていけるならとことん楽していたい、というのが万人の本音でしょう。成長期の頃から筋肉を使わなくても何も困らない人生を送っていたらそりゃ元々準備された人間の本来の姿には辿り着けますまい。今は特にそれが一層顕著になっている気がしてなりません。いや、欧米人の若い子達がヤワだと云いたいのではありませんが、それでも昔に比べたらどっちもどっちだという気がしています。

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足があがってない

もう半年以上前にここまで書いておきながらほったらかしていたやつ。このままでは日の目を見ないだろうと思って、今更ながらですけどここにアップすることにしました。たぶん書きかけの途中ですけど。

握力の左右差20%超で全死亡リスク30%上昇

握力の左右差は、高齢者における転倒、機能障害、サルコペニア、神経変性疾患との関連が指摘されており、全身の健康状態の指標となりうる。一方、死亡リスクとの関連については、広く用いられている左右差10%というカットオフ値の妥当性を含め、十分に検討されていなかったが、国立長寿医療研究センター・老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA)のデータ解析により、20%超の握力の左右差が全死亡リスクの30%上昇と関連することが明らかになった。詳細を同センターの大塚礼氏らがArch Gerontol Geriatr(2025; 138: 105969)に報告した。

最近急に健康番組で運動の取り組みのことを話題にする機会が増えたのはこの影響もあったりしますか。

ここへ来て、わたしもよく平坦な廊下や道で躓きそうになる回数が増えてきました。最近は階段を上っていて躓きそうになったことも。「あなた、思っているよりはるかに足が上がってないのよ」と知たり顔でいう妻の云うことは理解しています。

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休日の朝寝

最近わたしは週末になると朝6時の目覚まし時計では起きられなくなってきました。「週末でも平日と同じように起き、同じリズムで朝日を浴びて体内時計を一定に作動させることが大切」と云われていたので、休みの日でも朝6時に目覚ましをかけてきました。でも、「起きて何をする?」と考えたときに平日のように7時に出勤する必要がないので無理に6時に起きなくても朝のルーチンワーク(ゴミ出し、洗濯物干し、ワンの朝メシ、自分の朝の準備など)をこなすことはできるのです。そう思ったら急に朝起きが面倒くさくなってしまいました。6時半まで起きないとワンが「遅刻するぞ!」と云わんばかりに起こしに来ます。でもそれでも起きないと彼女も諦めて横で一緒に眠りに入ります。「こんなことしてたら堕落してしまうかも」と思うのだけれど起き上がれません。もっとも、それでも7時か7時半には起きます。歳を取ると長時間寝ていると身体が痛くなって寝ていられなくなるのです。

昔は、起きてルーチンを終わらせたら着替えて小一時間の散歩に出ていました。今はその時間帯でルーチンワークをこなすので朝散歩も気が向かないとやらなくなりました。情けないなあと思うのだけれど、でもこのわずか1時間ちょっとのズレによって生じる朝の気分がとても良いし、実は大便の出もすこぶる良い(日ごろは朝早すぎてまだ身体が起きていないのか何となく残便感があるまま出勤する)。

そんなとき、朝の健康番組で『医療の新常識』というのを見ました。日ごろの疲れを取るためには「休みの日は朝寝をするのがよい」というのです。もちろん何時間も多く寝てしまうと体内時計が狂うので「寝溜め」を奨励しているわけではなく、ほんのちょっと長めに寝て朝のまどろみを楽しむだけで疲れが取れるのだと。一瞬耳を疑いましたが、なんか納得。なんだ、それじゃ今のわたしの過ごし方はむしろ正解なやり方だったのか。それを知って以降は、朝から特に用事がない休日は目覚ましを掛けずに堂々と朝寝を決め込むことにしました。それでも9時や10時まで寝ていることはできません。「気付けば夕方だった」なんて若い頃にやっていたことは到底できません。

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認知症の予防(2)

そんな認知症でごく早期に変化が来るのが嗅覚なのだそうです。

「アルツハイマー型認知症は嗅覚が最初に障害される」

嗅神経が冒されて臭いが分からなくなってから、次に海馬が萎縮してもの忘れが始まるというものです。これを早くに発見するには嗅覚テスト(ニンテスト)が有効だと。


そして、嗅神経の老化を防ぐには有効な臭いを日ごろから嗅ぐこと=「認知症予防に有効なアロマオイル(化学合成されていないモノに限る)」
●昼用アロマは、嗅覚・認知機能改善をもたらすモノでローズマリー・カンファとレモンの臭いが有効。ペンダント型の容器に数滴入れて首に提げるとよい
●夜用アロマは、嗜眠を改善させ、真正ラベンダーとスイートオレンジがよい。置き型のディヒューザーに入れて枕元に老いておくとよい
のだそうです。

その他に認知症予防のために重要なモノは運動。でも有酸素運動はやり過ぎると返って筋肉が退化するから、有酸素と筋肉運動をバランス良く取り入れるのが良い。認知機能の改善には身体活動と脳活動を一緒にするのが良く、ただ何も考えずに手だけ動かしていてもあまり効果がない。また、『化粧』の効果にも言及されました。美の追究は内面からも外面からもアンチエイジングの特効薬だと、”見た目のエイジング研究会”でも云われてきていることです。きれいになりたい、若返りたいの欲求が認知症を予防、あるいは改善できるのだということは容易に理解できました。

さて、わたしはちょっと鼻のテストをやてみたいです。

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認知症の予防(1)

日本総合健診学会のオンデマンド配信の中から、鳥取大学の浦上克也先生の『治療が可能となってきた認知症~予防、早期発見における総合健診への期待~』を拝聴しました。

わたしが産業医として勤務する企業の職員のお父様が今抗アミロイドβ抗体薬の点滴注射治療を受けていると聞いていたので、「このことかな」と興味を持って聴いてみたわけです。現在日本で処方可能な2種類の薬剤は、軽度アルツハイマー型認知症の進行を抑え、その前段階のMCIでは正常へ回復できる可能性もあると聞きます。

MCI、認知症になる前段階であるこのレベルで早期診断して対処すれば健常人に戻れるにもかかわらず、MCIであることを本人/家族が気付くのが遅くなる(あるいは気付いてないフリをして様子をみてしまう?)傾向にあります。わたしの勤務する施設でもMCI早期発見のための認知機能テストというのを始めてはいますが、よほど明確にならないと医療機関へ受診を勧める状況にはなっていません。これはわたしたち医療者がもっと積極的に予防に取り組まないといけないのだろうなと思いました。

MCIの診断基準で大切なことは、本人または家族による物忘れの訴えがあり、全般的な認知機能は正常範囲でかつ日常生活動作は自立している状態であるにもかかわらず、特に『軽度記憶障害』がある・・・それはついさっき覚えたことを忘れていないか?というものです。わたしも認知機能検査でやったことがありますが、一旦10個覚えた後で違う作業をした後に最初に覚えたモノをどれくらい覚えておれているかというもの。意外に忘れます。わたしの場合は、記憶の中に片鱗すら全くないものが1つあって大きなショックを受けたものです。

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